クラスメソッドが設立した新しいAI推進の拠点
クラスメソッド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:横田聡)は、AI活用のための専門組織『Classmethod AI Experience Center』を設立しました。この新拠点は、AI導入を10社から1,000社に拡大することを目指し、5年間で30億円の投資を行う予定です。特に同社は、AWSの最上位パートナーとして培った技術力と、100社以上の企業でのAI導入事例に基づく支援体制を整え、日本企業のAI活用を加速させることを目指しています。
設立背景
急速に進化するAI技術により、企業の間でその導入が急務となっています。一方で、AIの導入には技術選定から実装、さらには人的資源の育成まで、多岐にわたるサポートが必要です。そのため、クラスメソッドは100社以上の実績と自社でのAI利用経験を基に、AI体験学習や業務適用、運用改善などの支援を一元的に行うことを決定しました。
Classmethod AI Experience Center の取り組み
新たな拠点では、以下のような多様な活動が展開されます。
1.
課題解決型プログラム
業界や業務に特化したAI活用デモを通じて、顧客が直面する課題に対策を講じます。さらに、最新AIモデルやツールのハンズオン体験も提供します。
2.
研究開発と技術検証
AIモデルやクラウドベンダーとの共同研究を通じて、業界特化型のソリューションを策定し、必要な技術情報を公開していきます。
3.
人材育成とコミュニティ形成
AI人材の育成を目的とした体系的なカリキュラムや実務に即した研修を実施し、技術者コミュニティを活発に運営します。
4.
エンタープライズ実装支援
クライアントのAI活用戦略策定から本番導入、運用への移行をサポートし、持続可能な運用体制を構築します。
さらに、パートナー企業として、AWSやAnthropicとともに、AI技術の社会実装を促進するために、各種セミナーやワークショップを通じた情報発信を行います。今後、新たなパートナーシップの拡大も予定しています。
今後の展望
クラスメソッドは、5年間にわたって30億円を投資し、AI導入を進めるにあたり、人材育成に20億円、研究開発に10億円を投じる計画です。これにより、業界特化型プログラムの拡充とAI活用人材の育成を加速し、企業の競争力を強化する取り組みをさらに進めます。
まとめ
『Classmethod AI Experience Center』の設立により、クラスメソッドは日本企業のAI活用を一層促進し、企業の競争力強化と社会課題の解決へ貢献していきます。これにより、クラスメソッドは多数の企業がAIを活用できる環境を整え、ビジネスの進化に寄与していくでしょう。