高齢者向け診断システム
2020-09-24 17:25:28
高齢者のWell-being向上を目指す新診断システムの発表
高齢者のWell-being向上を目指す新診断システム
ハイネスコーポレーション株式会社が、大阪大学と協力し、「高齢者向けWell-being診断システム」をリリースしました。これは、ここ数年の高齢化に伴い、高齢者の心身の健康をより総合的に捉え、幸福感を向上させるためのオリジナルなサービスとなっています。このシステムは来月から、高齢者向け分譲マンション「マスターズマンション光明池中楽坊」と「マスターズマンション神戸学園都市中楽坊」の2つのマンションに住む入居者を対象に実施される予定です。
サービスの概要
このWell-being診断チャレンジでは、10日間にわたってウェアラブルデバイスやスマートフォンアプリを利用し、入居者の気分や感情、活動量、睡眠の質を記録・分析します。得られたデータは、健康管理や生活の質を向上させるためのフィードバックシートにまとめられ、入居者に配布されます。
この取り組みは、単なる身体的健康診断を超え、精神的側面や社会的つながりを含む総合的な健康状態を評価し、入居者がより良い生活を送るためのサポートを目指しています。特に、後期高齢者の心の豊かさや幸福感に焦点を当てることで、健全な生活の実現を図ります。
企業理念との一致
ハイネスコーポレーションは、自社の理念として「高齢期のWell-beingを実現する」という目標を掲げており、高齢者が健康で楽しい生活を送れる環境作りに取り組んでいます。この診断サービスは、まさにその理念と一致したものであり、生活の質を向上させる重要な要素となります。
また、測定データの解析は、大阪大学に所属する基礎工学研究科 健康情報工学の中村亨特任教授が担当し、専門的な視点からの信頼性の高いフィードバックが期待されます。
中楽坊の特徴
「中楽坊」は、シニア向け分譲マンションとしての特性を持ち、入居者の大半は要介護認定を受けていない健常な高齢者です。このような環境は、高齢者が自分のペースで自立した生活を送るための最適な住まいとして評判を得ています。ハイネスコーポレーションは、この事業に2005年から取り組み、現在までに11棟1,700戸を超えるマンションを販売し、関西圏でのシニアマンションシェアは1位を誇っています。
「中楽坊」という名は、「人々の中に楽しみがある」こと、また「ちょうど良い楽しみを感じられる」ことを意味しています。入居者コミュニティの醸成や、館内のサービス提供においても、高齢者が心地よく集える場所作りに重きを置いていることが感じられます。食事や入浴、イベント活動を通して、入居者同士の交流を促進し、その結果、より充実した日常を実現しています。
このように高齢者向けWell-being診断は、健康と幸福を追求する新たな試みとして、地域に貢献し、未来の高齢者の生活をより豊かにするための重要なステップとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
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ハイネスコーポレーション株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市中央区伏見町4-2-14WAKITA藤村御堂筋ビル4F
- 電話番号
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06-6223-2424