2026年卒就職調査
2025-02-18 11:24:51

2026年卒就職活動に関する調査結果が明らかに!内定率の推移と学生の声

2026年卒就職活動に関する調査結果が明らかに!



株式会社リクルートが運営する就職みらい研究所は、働くことを目指す大学生および大学院生に対して行った「就職プロセス調査」の結果を発表しました。この調査は、2026年卒業予定の学生を対象にし、インターネットを通じて実施されました。

調査の概要


調査は2025年2月1日から7日までの間に行われ、有効回答数は大学生929人、大学院生347人という結果となっています。この分析では、内定状況や学生の就職活動に関する意見が反映されています。

内定率の現状


2025年2月1日時点での大学生の就職内定率は39.3%となり、前年に比べても15.4ポイントの向上が見られました。これは、2017年卒以降に始まった現在の就職活動スケジュール下で、連続して過去最高の数字を記録しています。

内定率を文理別に見ると、文系の数値は37.1%(+12.5ポイント)、理系は44.3%(+21.8ポイント)で、理系の学生の方がやや高い傾向が見受けられます。また、地域別の数値では、関東が44.6%(+19.7ポイント)、中部が40.9%(+12.9ポイント)、近畿が29.8%(+4.7ポイント)という結果になっており、地域格差も浮き彫りになっています。

学生の選考参加状況


学生に面接選考の参加状況を聞いたところ、全体の48.1%が「最終選考を受けたことがある」と答え、27.9%が「最終選考は受けたことがないが、面接選考は受けたことがある」と回答しました。組み合わせると、約8割の学生が選考活動を経験していることが明らかとなります。

学生の意見と抱える不安


調査の結果からは、採用活動の早期化に対する学生の反応が見て取れます。一部の学生は「進路が早く決まり、安心感を得られる」と肯定的な声を上げているものの、同時に「早期化が進みすぎて、本来の勉強がおろそかになる」といった不安の声も上がっています。また、選考途中の準備不足や、実際の採用活動スケジュールと政府の定めた日程の乖離に対しても困惑する意見が多く寄せられています。

このような状況に対し、就職みらい研究所は学生に対して「周囲の状況に流されずに、自分に合った企業選びを心がけてほしい」とメッセージを送りました。

おわりに


今回の調査結果は、日本の就職市場における変化や、学生が抱える様々な課題を浮き彫りにしています。今後の就職活動を進める上で、学生自身が納得のいく選択ができることを願っています。さらなる詳細については、リクルートの公式ウェブサイトにてPDF資料が公開されていますので、ぜひご覧ください。

リクルートの公式ページで、より詳しい情報を確認できます。


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会社情報

会社名
株式会社リクルート
住所
東京都千代田区丸の内1-9-2グラントウキョウサウスタワー
電話番号

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