ジェンダーとファッションの新たな潮流を探る意識調査結果
2024年1月30日、化粧品メーカーのスタートアップ株式会社Mont makeが実施した意識調査の結果が発表されました。この調査は、クロスドレッシングや自己表現の意義について、20代から50代の男女400名を対象に行われました。調査結果からは、年代による意識の違いや、ジェンダー・ポジティブの潮流が浮かび上がりました。
調査概要
調査タイトル
「ジェンダーとファッション、ヘア、化粧品に関する意識調査」
実施時期
2024年1月30日
調査方法
WEB調査(クロス・マーケティング QiQUMOを利用)
対象人数
400名
対象条件
日本国内に住む20〜59歳の男女
身体の性と心の性の一致の傾向
調査では、身体の性と心の性が一致していると答えた割合が約82.8%でしたが、20代男性において「どちらともいえない、またはあまり一致していない」と感じる人が20%に達し、他の年代よりも高い傾向が見られました。この結果は、現代におけるジェンダー理解の多様性を示しています。
クロスドレッシングについての意識
男女別にファッションやヘアメイクに対する抵抗感が調査されました。その結果、特に50代男性が男性用のファッションに対して強い抵抗を感じていることが明らかに。20代男性と50代女性も一定の抵抗感を示しましたが、30代男女はよりオープンな姿勢を見せており、特に30代女性は76%が男性用スタイルを装うことに抵抗感を持たないと答えました。
広告における男女モデルの意識
また、女性モデルが出演する化粧品CMを男性が購入することについて、ポジティブに感じる割合が41.1%に達しました。一方で、特に20代女性からは、男性モデルが出演する化粧品への購入意欲が低い傾向が見られ、年代による反応の違いが伺えました。
基礎化粧品の男女区別
基礎化粧品に関しても意識の差がありました。20〜30代男性が、性別による明確な区分を必要だと感じる傾向が高く、一方で40代女性はその区分が不要だと考える割合が多いという結果が出ています。
ジェンダー・ポジティブの意義
「一人ひとりが思い描く美しさを目指すことは良い」と感じる割合は全体で67.8%に達しました。この意識は特に50代男女に強く見られ、特に80%の50代女性がこの考えに賛同しました。逆に、20代男性はこの意見に消極的であることが目立ちました。
まとめと今後の展望
今回の調査結果から、ジェンダーに対する意識は年代によって様々で、特に50代男性は伝統的な価値観を持つ一方で、個々の「美」を重視する考えも強いことが分かりました。30代はよりジェンダー・ニュートラルな意識を持ち、商品開発においてもそのニーズを反映させていく必要があると言えるでしょう。Mont makeは、今後も調査や商品開発を通じて、ジェンダー・ポジティブな化粧文化の創造に取り組んでまいります。
【お問い合わせ】
株式会社Mont make(モンメイク)
広報担当者:城戸、安藤
お客様窓口:須田
住所:〒596-0808大阪府岸和田市三田町829-1
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