「健康寿命をのばそう!アワード」盛況のうちに開催
厚生労働省とスポーツ庁が主催する「健康寿命をのばそう!アワード」が、令和6年11月29日の金曜日に実施されました。このアワードは、生活習慣病の予防や介護予防において優れた取り組みを行っている企業、団体、自治体を表彰し、その活動を広めることを目的としたものです。今回で第13回を迎え、応募数は113件を超え、特に生活習慣病予防分野は注目を集めました。
栄えある賞とその受賞者たち
表彰式は日経ホールで行われ、二部構成で実施されました。第一部では、介護予防・高齢者生活支援分野の結果が発表され、最優秀賞に輝いたのはNPO法人JAあづみくらしの助け合いネットワークあんしんの「地域協同による支え合い」の取り組みでした。この活動は、地域住民の結束と相互扶助の重要性を示すものであり、高く評価されました。
第二部では、生活習慣病予防分野の最優秀賞に、飛騨市役所の「減塩食品・料理の普及活動」が選ばれ、その取り組みは地元企業との協力によって実現されています。このような地域ならではのプロジェクトが評価され、今後の健康推進活動の一助となることが期待されています。
さらに、ミタニ建設工業株式会社や自治医科大学、都城市もそれぞれ優秀賞を獲得しています。これらの受賞者たちは、健康づくりに向けた模範となる存在として多大な影響を与えるでしょう。
スペシャルトークでテーマの拡充
この日のイベントでは、特別ゲストとして2024年パリオリンピックに出場予定の柔道選手、阿部詩さんや産婦人科医でスポーツドクターの能瀬さやかさんが登壇し、「女性の健康」についてのトークショーが行われました。この新たなテーマは、昨年よりアワードに追加され、女性特有の健康課題に焦点を当てています。阿部さんは自身の体験を基に、心身のバランスを保つことの重要性を語り、能瀬さんは男女双方の理解が必要であると強調しました。
大臣政務官の思い
主催者の吉田真次厚生労働大臣政務官は、受賞者への感謝の気持ちを述べつつ、今後も健康づくりの推進を依頼しました。彼の言葉からは、参加した全ての企業や団体の悪化を防ぐための強い期待が感じられました。
健康寿命をのばす国民運動
「スマート・ライフ・プロジェクト」は、国民全体の健康促進を目指した取り組みです。令和6年10月31日現在、11,773団体が参加し、健康的な生活様式を広げるための活動に取り組んでいます。このプロジェクトのスローガンは「健康寿命をのばそう!」であり、今後も多くのparticipantsがその理念を支えることでしょう。
今後の「健康寿命をのばそう!アワード」も、さらに多くの優れた取り組みを後押しし、健康な社会づくりにつながっていくことが期待されます。
表彰式の様子は、YouTubeでも視聴可能です。イベントの模様を見逃した方はぜひそちらで確認してみてください。