Bolteoが新たにスタートする『bolteo ai』
株式会社Bolteoは、2024年10月15日より、エネルギーAIプラットフォーム『bolteo ai』のサービスを開始します。この新サービスは、太陽光発電と風力発電の発電量を正確に予測することを目指しています。再生可能エネルギーの導入が進む現代において、信頼できる発電量の予測が必要不可欠であるため、Bolteoはこのニーズに応える形で『bolteo ai』を開発しました。
サービス提供の背景
近年、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みの中で、エネルギーの適正な管理が各地域や企業、家庭において求められるようになっています。特に、再生可能エネルギーの特性(変動性)を考慮した場合、発電量の予測が重要であり、これには高度な技術が必要です。Bolteoは、東京大学で身につけたデータサイエンス技術を基に、高精度な予測ができるAIサービスを開発。これにより、様々なスケールでのエネルギーマネジメントに寄与することを目指しています。
bolteo aiの主な特徴
- - 簡単な操作性:ユーザーは発電施設の位置を登録するだけで、自動的に気象予報データが取得され、発電予測が可能となります。
- - 独自の予測アルゴリズム:過去の発電実績データがなくても予測を開始できる仕組みが整っています。
- - 高精度なAI予測:実績データをアップロードすることで、より詳細な予測が行えるようになります。
- - API連携の柔軟性:他のシステムとの連携が簡単で、既存の環境を大きく変えることなく導入が可能です。
このサービスは、再生可能エネルギー分野で新たな価値を提供し、特に発電事業者やアグリゲーター、エネルギーマネジメントに取り組む企業にとって、非常に有用なツールとなるでしょう。
ご利用イメージ
1.
発電事業者:FIT発電所からFIP発電所に切り替える場合や新規で運営する際に、『bolteo ai』を利用すれば、日々の発電量予測を簡単に行えます。必要な操作は、ウェブ上で発電所を登録し、定期的にデータをアップロードするだけです。
2.
アグリゲーター:既に発電量予測を管理するシステムを運用する業者にとっても、APIを通じて予測値を取り込むことで、既存システムに大きな変更を加えることなく精度を向上させることができます。
3.
エネルギーマネジメント企業:エネルギーマネジメントを行う事業者も、APIを利用することでより効率的にエネルギーを管理できます。
価格体系
- - WEBアプリケーション:4週間の無料トライアルがあり、その期間中は最大5つの発電所を登録可能です。以後は、発電所の容量に応じた月額制の料金体系を採用しています。
- - API:こちらも月額制で、容量に応じた料金体系が提供されます。導入サポートも相談に応じて用意されています。
今後の展望
Bolteoは、『bolteo ai』を進化させ、さらなる機能追加を進める計画を立てています。将来的には、電力需要予測や電力市場の価格予測機能を搭載し、幅広いエネルギー管理サービスを提供することを目指しています。また、分散型エネルギーリソースの最適利用や、蓄電池、電気自動車の活用なども視野に入れることで、持続可能なエネルギー社会の実現に寄与していく方針です。
総括
カーボンニュートラルな未来を築くための新たなステップとして『bolteo ai』の登場に期待が寄せられています。興味のある方は、サービスページで試用登録を行い、先進的なエネルギーマネジメントを体験してみてください。
サービス登録ページはこちら
株式会社Bolteoについて
Bolteoは、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、エネルギーデータを総合的に利用することを目的としたスタートアップです。創業者である佐川氏は、東京大学においてAIを利用した研究で得た知識を活用し、エネルギーマネジメントの分野で新たな可能性を切り開こうとしています。
お問い合わせ
株式会社Bolteoへのお問い合わせは、以下のメールアドレスからお願いいたします。
メール:
[email protected]