中越地震10年支援
2014-08-04 17:48:54
中越地震10年、復興支援イベント『オレンジの翼プロジェクト』盛況のうちに開催
中越地震10年、新潟復興支援イベント
2024年に、新潟県中越地震が発生してからちょうど10年となります。この年は、被災地への支援の意義と重要性を再確認する絶好の機会として、様々な催し物が行われました。その中でも特に注目を集めたのが、『オレンジの翼プロジェクト』の一環として実施された、新潟日報の復興支援イベントです。
このプロジェクトは、震災による影響を受けた地域住民に元気と勇気を届けることを目的にしています。震災後も持続的に地域支援を行ってきた新潟日報が、10年目を迎えるにあたり、改めて地域への愛を表現し、全国の人々にもその記憶を忘れないでほしいという願いを込めて企画されました。
記念セレモニーと特別イラスト
イベント当日は、多くの参加者が集まり、記念セレモニーが行われました。セレモニーでは、著名な漫画家の高橋陽一氏から、特別に描かれた「川又堅碁選手」と「上尾野辺めぐみ選手」のイラストが贈呈されました。受け取ったのはアルビレックス新潟の社長・田村貢氏で、これにより新潟のサッカー文化への愛情が一層深まりました。
子どもたちのサッカー対決
セレモニーに先立ち、特別に組まれた「南葛シューターズ」と中越地震の被災地から招待された小学生チームとのサッカー試合が開催されました。子どもたちの元気なプレーには、スタンドから温かい声援が送られ、試合は互いの健闘を称え合う形で0-0の引き分けに終わりました。この試合は、スポーツを通じて地域の絆を再確認する大切な機会となりました。
千羽鶴企画とコミュニティの絆
また、スタジアムの周辺では、参加者が折り鶴を作成する「千羽鶴企画」が実施され、集まった鶴は最終的に千羽となり中越地震の被災地へ届けられました。このような活動は、地域の絆をさらに強めるものであり、多くの人々が一つの目標に向かって協力し合う姿が印象的でした。
あなただけ新聞とコラボ商品
イベントの中では、その場で撮影した写真を使ってオリジナルの新聞が作成できる「あなただけ新聞」の配布も行われ、参加者たちの思い出が形となりました。これに加え、新潟日報と「キャプテン翼」、さらにアルビレックス新潟のオリジナルコラボグッズも販売され、賑わいを見せていました。
このように、『オレンジの翼プロジェクト』は、地域への復興支援とともに、人々がその絆を再確認し、未来に向けて希望を持つための重要なイベントとなりました。地域のために何ができるかを考えるきっかけとなるとともに、全国の皆さんにも被災地のことを忘れずにいてほしいという思いが込められた素晴らしい企画でした。
会社情報
- 会社名
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新潟日報社
- 住所
- 新潟県新潟市中央区万代3丁目1番1号
- 電話番号
-
025-385-7111