近鉄初の銀行サービス
2026-07-01 16:50:30
近鉄と三菱UFJ銀行が初の鉄道業界向け銀行サービスを発表
近鉄グループホールディングス(以下、近鉄GHD)と三菱UFJ銀行は、鉄道業界の新たな一歩を踏み出すべく業務提携契約を締結しました。この提携により、2027年の3月に「近鉄 KIPS BANK powered by 三菱UFJ銀行」という新しい銀行サービスが開始される予定です。この新サービスは、鉄道業界において初めてメガバンクとのBaaS(Banking as a Service)を活用したものとなります。
近鉄 KIPS BANKは、三菱UFJ銀行のBaaSアプリ基盤である「& BANK」を活用し、KIPS会員専用の銀行サービスを提供します。これにより、お客さまは近鉄 KIPS BANKアプリを通じて、預金、振込、融資などの銀行サービスを簡単に利用できるようになります。特に注目すべきは、約170万人の会員を持つ近鉄グループのデジタル経済圏の中で、日常の消費や移動と金融サービスを一体化することができる点です。
さらに、近鉄 KIPS BANKを利用することで得られる特典も魅力的です。例えば、近鉄グループのクレジットカードであるKIPSクレジットカードを利用することで、特急券やあべのハルカス展望台の入場券、映画鑑賞チケットなど様々な特典を受けることができます。これにより、近鉄のサービスをよりお得に楽しむことができるようになります。
両社は、特に「移動・消費」と「金融」のシームレスな連携を目指しており、この取り組みを通じて日常生活に根ざした新たな金融サービスの提供を目指します。特に「いつも」お得で「いつも以上」がさらに楽しくなるような体験を提供することがコンセプトとして掲げられています。
さらに、この取り組みは近鉄GHDの「中期経営計画2028」にも関連しており、「グループ共通基盤の取り組み」としてデジタル技術を駆使した新たな価値創造が目指されています。KIPSポイントサービスとBaaS基盤を活用することで、KIPSクレジットカードやKIPSアプリの相互利用促進や、金融サービスと生活サービスの統合が進められます。
三菱UFJ銀行にとっても、顧客基盤の拡大や顧客生涯価値の最大化が重要な課題として位置づけられており、パートナー企業とのサービス融合が進むことで、新たな地域社会への貢献が期待されています。行動経済学的視点から見れば、顧客の生活の質を向上させるための新しいモデルが打ち立てられることになるでしょう。
このように、近鉄と三菱UFJ銀行の提携によって生まれる「近鉄 KIPS BANK」は、鉄道業界にとって革新的な銀行サービスとなることが期待されており、地域経済の活性化にも寄与することが見込まれています。今後の動向から目が離せません。
会社情報
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近鉄グループホールディングス株式会社 株式会社三菱UFJ銀行
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