COTENとサイバーエージェント、業務提携を発表
株式会社COTENと株式会社サイバーエージェントは、最近業務提携を締結し、人文知の分野において新たな研究所「人文知研究所」を設立しました。この研究所は、サイバーエージェントのインターネット広告事業本部内に設置され、社会的課題に関する情報調査を専門的に行う組織として機能します。
COTENの使命
COTENの設立ミッションは、人文知と社会との橋渡しをすることです。現代は、急速な社会の変化の中で、人間社会が引き起こすリスクを理解し、次世代により良い社会を引き継ぐためには、人文知の重要性が増しています。特に、企業が人文知を利用することで、社会への影響力を高めることが求められています。
COTENは、企業が社会に対して果たすべき責任がより重要であると認識しており、良い社会を築くためのサポートをしたいと考えています。
提携の背景と目的
今回の提携は、COTENが『人文知研究所』を設立し、企業に直接人文知を届けるための支援を行うことを目指して行われました。特に、サイバーエージェントは人材育成や新規事業創出において優れた実績を持ち、人文知を活用することで価値の創出が可能となります。これは、今後の社会革新に大いに寄与するものと期待されています。
また、サイバーエージェントは、広告やエンターテインメント業界内での影響力を生かし、広告主企業に人文知研究所の成果を還元することも視野に入れています。
両社のコメント
COTEN代表取締役の深井龍之介氏は、COTENにとって人文知と社会をつなぐ活動が始まったことを喜び、広告界のリーディングカンパニーであるサイバーエージェントが協力してくれたことに深い意義を感じていると語っています。
一方、サイバーエージェントの常務執行役員・内藤貴仁氏は、人文知研究所の設立が自社にとって重要な取り組みであると考えており、さまざまな社会的課題に関して徹底的に学ぶ姿勢を強調しました。
サイバーエージェントの社会への貢献
この提携により、COTENはサイバーエージェントと共に、女性の活躍推進やSDGsといった社会的課題についての研究を深めていきます。広告事業を通じて得た知見をもって、より良い社会を目指す取り組みに繋げていくのです。
未来への展望
このように、COTENとサイバーエージェントの協業は、企業の社会に対する責任を果たすだけでなく、広告業界全体のイノベーションを促進するものを目指しています。人文知を生かすことで、より多様な観点からの考察が行われ、企業の持続可能な発展に貢献できるでしょう。
COTENは今後もその使命を果たすべく、活動を続け、人文知を企業経営に活かすための支援をしていくことを宣言しています。これにより、持続可能な社会の発展を目指す一歩を踏み出すこととなります。