JR東日本とライクキッズが共同開催した幼児向け鉄道マナー教室の様子

幼児たちが学ぶ交通マナーの重要性

6月27日、ライクキッズが運営する「にじいろ保育園中野野方」にて、JR東日本と共に幼児向けの鉄道マナー教室が開催されました。このイベントは、公共交通機関を利用する機会が増えている子どもたちに向け、交通事故を防ぎ、安全に利用するための知識を身に付けてもらうことを目的としています。

子どもたちの安全を守る取り組み

近年、交通事故の統計によると、特に7歳の子どもが事故に巻き込まれるケースが多い「魔の7歳」と言われる状況が続いています。都市部においては共働き家庭が増え、子どもが公共交通機関を利用する機会が増加しているため、交通マナーを学ぶことがますます重要になっています。ライクキッズでは、2025年1月時点で約12,000名の子どもたちを預かっており、今後も継続的に交通マナー教育を実施していく予定です。

イベントの様子

この日のイベントには、にじいろ保育園の2歳から5歳の園児51名が参加しました。イベントは、子どもたちが興味を持つ工夫がいっぱいです。最初に、列車の運転や点検の様子をまとめた動画を視聴し、みんな真剣にその様子を見つめていました。

続いては「在来線＆新幹線クイズ」。ここでは、鉄道に詳しい子どもたちが次々と問題に挑戦し、正解するたびに盛り上がりを見せました。そして、職員が実際に使用する「起床装置」の紹介もあり、珍しい体験に子どもたちの目はキラキラと輝いていました。「僕もやってみたい！」といった声が上がるほどの盛況ぶりでした。

マナー劇場で学ぶこと

さらに、JR東日本の職員が演じる「マナー劇場」では、駆け込み乗車の危険性などをユーモアを交えながら伝えるパフォーマンスも披露されました。子どもたちは笑ったり驚いたりしながら、交通マナーの重要性をしっかりと学びました。

今後の取り組み

ライクキッズでは、今回のイベントに限らず、子どもたちが社会の一員として必要な知識やマナーを楽しく学べる機会を企業と連携して提供していく予定です。また、子どもたちの成長を支える多様な教育プログラムを通じ、安心・安全に暮らせる社会づくりに貢献していくとしています。

ライクキッズの紹介

ライクキッズは、日本各地で認可保育園や学童クラブ、児童館など410ヶ所以上の保育施設を運営しています。自然素材を使用した明るい保育室で、子どもたちが自分の居場所を感じられる環境づくりを心がけています。子どもたちがのびのびと想像力を発揮しながら過ごせる場所を提供しており、その一環として国産の間伐材で作られた家具や手作り遊具を用意しています。