コンクリート工学の新たな道を切り開く
透水性コンクリート「Dotcon(ドットコン)」シリーズで知られるPUMP MAN株式会社が、このたび技術顧問に日本大学工学部の子田康弘教授を迎え入れたことを発表しました。この新たな体制の下、同社は構造性や耐久性の検証に大きな期待を寄せています。
子田康弘教授のプロフィール
子田康弘教授は、鉄筋コンクリート構造や施工、耐久性に関する豊富な知識と経験を持つ専門家です。彼は研究、教育、実務において長年のキャリアを築いており、その知見はDotconシリーズの技術的検証に活用される予定です。このような全国的な認知を受けたエキスパートを技術顧問に迎えることは、企業の信頼性向上にもつながります。
Dotcon技術への期待
子田教授は、Dotcon+の特性に関して「透水、貯留、浸透といった機能を備えた官能的な技術が、さまざまな社会課題に応えることを期待している」と述べています。これにより、技術的な検証が行われ、構造的な信頼性や性能の確認を進めていく方針です。
新たな経営メンバーの参加
また、PUMP MAN株式会社は経営陣の強化を図るため、PwC出身で現在上場企業の執行役員である松島栄一氏が取締役に就任しました。この経営体制の強化によって、事業推進がよりスムーズに進むことが期待されています。
技術検証の具体的な取り組み
新たな体制下では、以下のような技術的な取り組みが進められます:
- - 構造特性に関する試験
- - 劣化・耐久性の検証
- - 透水性能の長期モニタリング
- - 必要な技術データの整備(海外展開を視野に入れた技術基盤の強化)
これらの活動によって、Dotcon+の性能が科学的根拠に基づいて検証され、公共分野や海外展開といった多様な用途での活用が広がることが見込まれています。
環境への配慮
加えて、PUMP MANは東京都に認定された雨水しみこみアンバサダーでもあり、環境浸透性の技術の重要性についても認識を高めています。
会社概要
PUMP MAN株式会社は、東京都あきる野市に本社を構え、透水性コンクリート「Dotcon」の開発と販売に特化した企業です。公式サイトやYouTubeチャンネルも運営しており、広範な情報発信を行っています。公式サイト:
ドットコン公式サイト
このように、新たな技術顧問の就任により、PUMP MAN株式会社は透水性コンクリートの未来に大きな期待を寄せていると言えます。