50歳以上の女性が選ぶ！今から取得したい資格ランキング

50歳を超えた女性たちが今、興味を持ち、取得を希望している資格についての調査結果が発表されました。この調査は、女性誌「ハルメク」が50代以上を対象に行ったもので、合計529名の回答をもとにしています。

調査の概要

調査は事前調査と本調査の2段階で構成されており、事前調査では「取得したい資格」を3つまで自由に回答してもらい、そこから多く言及された20種類の資格について本調査を行いました。評価は7段階で行われ、最も希望されている資格が明らかになりました。また、対象は全国の50歳以上の女性で、調査実施期間は2025年1月から2月にかけて行われました。

資格・検定の人気ランキング

1位漢字検定

調査結果によると、1位に輝いたのは「漢字検定」でした。この資格を取得したい理由は、「興味・関心がある」と答えた人が多く、特に60代や70代の女性に支持されています。また、「漢字を忘れる・書けなくなった」という声もありました。

2位書道・ペン習字

続いて2位には「書道・ペン習字」が選ばれました。この資格に対する意欲の理由としては、「趣味を極めたい」という希望が多く見受けられました。字が汚くなってきたことを気にする人や、他人に綺麗に書いた文字を見せたいと考える人が数多くいます。

3位整理収納アドバイザー

3位だった「整理収納アドバイザー」は、特に50代の女性からの支持が強く、自宅の整理や片付けに役立てたいと考える人が目立ちました。「生活をスッキリさせたい」と考える背景には、自分や家族の生活環境を向上させたいという思いがあります。

資格取得に向けた意識

調査から分かったことは、50代以上の女性たちが「今からでも資格や検定を取得したい」と強い志を持っていることです。「終活」や「趣味」といった観点から、資格取得が非常に重要であると感じている方が多いようです。また、未経験の領域への挑戦にも意欲を示しています。

専門家の見解

「ハルメク生きかた上手研究所」の所長である梅津順江氏は、50歳以上の女性が資格取得を目指す動機は、多くが「終活」に関するものであると説明しています。専門的な知識を身につけることで、生活が豊かになると感じているようです。日常生活の改善に繋がる資格に挑戦することで、自己成長を求める気持ちが強く働いています。