中学生を対象にした職業体験プログラムが開催
11月14日、函館の『ラビスタ函館ベイ』にて、株式会社共立メンテナンスが提供する職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE(ドミニスタ・チャレンジ)」が行われます。本プログラムは、函館市立青柳中学校の生徒を対象に、ホテル業務を通じて働くことの意味や楽しさを学ぶ機会を提供するものです。
職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE」とは
「DOMINISTA CHALLENGE」は、中高生向けに設計された職業体験プログラムで、2019年から全国各地のホテルで実施されています。参加者は、フロントでのお客様対応や清掃業務、ベッドメイキングといった実務を通じて、働く人の想いや職場の雰囲気を直接体験します。
このプログラムが特に重要なのは、子どもたちが地元に訪れる人々と接することで、地域への愛着を深めると同時に、協力することの大切さを学べる点です。多様な文化との出会いが増えた現代において、職業体験の重要性が際立っています。
この取り組みは、北海道や東北エリアを中心に、これまでに80校以上の学校から依頼を受けてきました。毎年、多くの生徒がこのプログラムを通じて自らのキャリアについて考える貴重な経験をしています。
プログラムの実施内容
今回のプログラムでは、以下の内容が実施されます。
- - 日時: 11月14日(金) 9:00〜15:00
- - 内容: 参加者は座学で職業説明やマナー講座を受けた後、実際のホテル業務に取り組みます。
フロント業務の接客体験に加え、ホテルマナーを学び、チェックインやチェックアウトの見学を行います。さらに、施設の管理やウェルカムドリンクの準備、大浴場のオープン前の準備といった業務も体験します。お食事体験もあり、スタッフが提供する朝食の試食も行います。
この体験は、単なる仕事を学ぶだけでなく、仲間と協力して目標を達成することの楽しさや大切さを学ばせるための機会となっています。
担当者のコメント
函館市立青柳中学校の担当者は、「この貴重な機会を通じて、実際に働く方々の考え方や仕事へのアプローチを肌で感じ取ってほしい。生徒たちがさまざまな挑戦をし、実りある経験を得ることを期待しています。」とコメントしています。
一方、ラビスタ函館ベイの宿泊支配人である小林怜欧人氏は、「参加者が前向きな気持ちで臨むことがとても嬉しい。スタッフ一同全力でサポートするので、積極的に挑戦して充実した時間を過ごしてほしい。」と語りました。
プログラム実施の背景
現在、社会や経済の不確実性が高まる中で、キャリア教育の意義がますます重要視されています。働くことの楽しさや意味を体験を通じて理解させることは、特に若い世代にとって不可欠です。また、地域の課題解決に主体的に取り組む若者を育てることも求められています。
共立メンテナンスでは、このプログラムを通じて、子どもたちが「人を思いやる心」や「働く喜び」を体感し、自らの地域に愛着を持ちながら自分の未来を考えるきっかけを提供していく考えです。
共立メンテナンスは、1979年に設立され、ビジネスホテル「ドーミーイン」とリゾートホテル事業「共立リゾート」を運営しています。それぞれのホテルで高品質なおもてなしを提供し、地域社会への積極的な貢献を続けています。