新刊絵本『かきのみぼうや』の紹介
2024年7月30日、よこみちけいこ著の新作絵本『かきのみぼうや』が株式会社ニコモから発売されます。この絵本は、広島県東広島市の特産品である西条柿をテーマにしており、主人公のかきのみぼうやの視点から渋柿が甘い干し柿に変わるストーリーが描かれています。
絵本のあらすじ
この物語は、みのったばかりのかきのみたちが、美味しく食べてもらえることを楽しみに待っていたところから始まります。しかし、実際には「まずーい!」といわれてしまったかきのみぼうやは、ショックを受けます。果たして、彼らは本当においしくないのでしょうか?この絵本では、渋柿が甘い干し柿に変わっていく過程を、子どもたちが楽しみながら学ぶことができます。
著者のよこみちけいこさんは「子どもの頃、渋柿をこっそりかじってはあのえぐみと後味の悪さに苦しんだ記憶がある」と語ります。この絵本を通じて、読者に自然の甘さとおいしさを体験してもらいたいという思いが込められています。
よこみちけいこさんのメッセージ
よこみちさんは「渋柿から干し柿へ!華麗に変身」というテーマで、渋柿への好奇心を描いています。無邪気な子どもたちに、昔の農村の風景を思い起こさせ、渋柿の独特な味わいを知ってもらえたらと願っています。現代の子どもたちの中には、干し柿を食べたことがない子も多いため、この絵本をきっかけに、昔ながらの美味しさを伝えることができればと考えています。
絵本の詳細情報
『かきのみぼうや』は、32ページのB5変形判で、定価は1,430円(税込)です。また、以下のオンラインショップや書店でも購入可能です。
原画展の情報
さらに、よこみちけいこさんの原画展が2024年7月30日から9月29日まで、東広島市立美術館で開催されます。この展覧会は東広島市制施行50周年記念の一環として行われますので、ぜひ足を運んでみてください。
絵本通販サイト「YOMO」について
YOMOは、誰でもオリジナル絵本を投稿したり試し読みができるサイトです。興味がある方は、ぜひ
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この新作絵本『かきのみぼうや』は、親子で楽しむことができる内容になっています。ぜひ手に取ってみて、その魅力を感じてください。
著者紹介
よこみちけいこさんは1972年に広島県呉市に生まれ、大阪教育大学芸術学コースを卒業しました。主な作品には『まんじゅうやのてるこさん』や『おまめがっこう だいずぐみ』など、多数の絵本と紙芝居に携わっています。
本作品を通じて、小さな読者たちに夢と学びの世界を届けていきたいと思います。