フルラがアートとファッションの新たな交流を創造
2023年9月、イタリア・ミラノで開催されたファッション界の一大イベント、ミラノファッションウィークにおいて、フルラがサラ・エンリコによる個展「UNDER THE SUN, BEYOND THE SKIN」のオープニングイベントを実施しました。このエクスクルーシブなイベントは、市立近代美術館の美しいヴィラ・レアーレ庭園で行われ、アートとファッションが融合する瞬間が生まれました。
この展覧会は、フルラ財団およびミラノ市立近代美術館とも協力して開催されたもので、キュレーターのブルーナ・ロッカサルヴァによって監修されました。サラ・エンリコは、自然と人工のコントラストをテーマにした彫刻を発表しており、庭園という独特な環境に新たな視点をもたらしています。彼女の作品は、自然の要素と社会が結びついた庭園空間において、風景を再構築し、観客に深い内省を促します。
サラ・エンリコが提案する概念は、庭という空間をただの植物の集合体ではなく、哲学的かつ社会的な意義を持つ場所として捉えています。作品は自然とは何かを問うものであり、創造される場所としての庭が持つ意味を再考させる力を秘めています。これにより観客は、アートが単なる視覚的体験に留まらず、環境との対話や内面的な探求を促す場となります。
オープニングイベントには、アートとファッション界の著名な方々が数多く集まりました。CEOのエラルド・ポレット、ブルーナ・ロッカサルヴァ、そしてアーティストのサラ・エンリコが参加し、特別なプレビューを行いました。これに続いて、彼らは印象的なヴィラ・レアーレ庭園でカクテルイベントを開催。穏やかな18世紀の英国式庭園が背景となり、参加者たちは洗練された雰囲気の中、アートに溢れた夜を体験しました。
イベントには、2025年秋冬コレクションのバッグに加え、今回のミラノファッションウィークで披露された限定版「Furla Iride」バッグをまとったゲストも登場しました。このカプセルコレクションは、遊び心溢れる素材や印象的なディテールを盛り込んでおり、フルラの伝統的なデザインを現代的にアレンジしています。各ゲストはサラ・エンリコの芸術とともに、フルラブランドの洗練さを身にまとった姿が印象的でした。
特に、日本からはモデル兼インフルエンサーのAyaさん、Nagomiさん、Unaさん、Matchaさんも参加し、フルラの魅力を国際的な舞台で発信しました。
このイベントは、アートとファッションが相互に影響し合い、新たな表現方法が生まれる契機となりました。フルラは、今後もこのようなクリエイティブな取り組みを続けていくことでしょう。アートと共に新しい価値を創造するフルラの今後も目が離せません。