日米撮影現場トークイベント
2024-01-10 11:00:02

ヘアメイクアーティスト倉田明美氏×TAP、日米撮影現場トークイベント開催

ヘアメイクアーティスト倉田明美氏×TAPトークイベントレポート:日米撮影現場の比較とメンタルヘルスケア



1月28日、新宿三丁目にて、芸能に特化したメンタルサポートサービス「TAP(ティーエーピー)」主催のトークイベントが開催されました。ゲストスピーカーは、NYコレクションや数々の映画・ドラマ・広告で活躍するヘアメイクアーティストの倉田明美氏。聞き手は、合同会社anchorage代表でメンタルトレーナーの窪田茜氏です。

イベントのテーマは「ヘアメイクアーティストの視点で見た、日本とアメリカの撮影現場―クリエイティブと心のバランス」。倉田氏は、1998年の渡米からNYコレクションや雑誌、広告などで経験を積み、帰国後も日本の映画・ドラマ・広告業界で活躍しています。その豊富な経験から、日米の撮影現場における文化や仕事の進め方の違い、そしてクリエイティブな仕事に携わる上でのメンタルヘルスの重要性について、多くの聴衆を前に熱く語りました。

日米撮影現場の違い:効率性と人間関係



倉田氏は、まず、日本とアメリカの撮影現場における大きな違いについて解説しました。アメリカでは、時間管理が非常に厳格で、効率性を重視した現場が多いとのこと。一方、日本では、関係者間のコミュニケーションや協調性を重視する傾向が強いと指摘しました。どちらが良い悪いではなく、それぞれの文化や価値観の違いによるものだと説明し、両方の現場で培った経験が自身のスキルアップに繋がったと語りました。

クリエイティブな仕事とメンタルヘルス



イベント後半では、クリエイティブな仕事におけるメンタルヘルスの重要性について議論が交わされました。倉田氏は、自身のメンタルコーチとしての活動も踏まえ、プレッシャーやストレスへの対処法、自己管理の重要性などを具体的に解説。参加者からは、日々の仕事の悩みやストレスに関する質問が多数寄せられ、倉田氏と窪田氏が丁寧に回答していました。

能登半島地震への義援金



イベントの収益の一部は、能登半島地震の義援金として寄付される予定です。参加者たちは、エンターテインメント業界の枠を超えた社会貢献活動に共感し、温かい雰囲気の中でイベントは幕を閉じました。

TAP(ティーエーピー)について



イベントを主催したTAPは、芸能関係者向けのメンタルサポートサービスです。芸能界特有の悩みやストレスを抱えるタレント、俳優、アーティスト、スタッフなどを対象に、心理学の専門家がLINEアカウントを通じてオンラインでサポートを提供しています。「話しても理解されない」「情報が漏れるのではないか」といった不安を抱える芸能関係者にとって、安心できる相談窓口として注目を集めています。

まとめ



今回のイベントは、日米の撮影現場の違いや、クリエイティブな仕事におけるメンタルヘルスの重要性について理解を深める貴重な機会となりました。多くの参加者が、倉田氏の経験談や、TAPの活動内容に感銘を受けていました。イベントの成功は、エンターテインメント業界におけるメンタルヘルスの課題に対する関心の高さを示していると言えるでしょう。今後、TAPのようなサービスが、より多くの芸能関係者にとって心の拠り所となることを期待したいです。

登壇者プロフィール

倉田明美(くらた あけみ):ヘアメイクアップアーティスト、ビューティーマインドコーチ。NYコレクションなど国際的な舞台で活躍後、帰国。映画、ドラマ、広告など幅広い分野で活躍中。
窪田茜(くぼた あかね):合同会社anchorage代表、メンタルトレーナー。芸能活動経験を生かし、芸能関係者向けのメンタルサポートを提供。

関連情報

TAP公式ホームページ:https://tap.anchorages.jp/
合同会社anchorage:https://anchorages.jp/

会社情報

会社名
合同会社anchorage
住所
東京都新宿区新宿5-15-14INBOUNDLEAGUE
電話番号
03-6824-4311

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。