2024年オリコン顧客満足度調査で電子コミックサービスのランキング発表！

2024年オリコン顧客満足度調査電子コミックサービスのランキング発表

2024年のオリコン顧客満足度調査が行われ、電子コミックサービスの総合型および出版社部門のランキングが発表されました。その中で、「コミックシーモア」が総合1位を獲得し、特に「作品の充実さ」においては5年連続1位の実績を誇ります。これにより、利用者からの高い評価が改めて明らかになりました。

総合型サービスの評価

コミックシーモア

「コミックシーモア」は、3年ぶりに総合1位を獲得しました。このサービスは、マンガ作品の豊富なラインアップが特徴で、特に「アプリ・サイトの使いやすさ」と「作品の充実さ」の2つの項目で高評価を得ています。実際にユーザーからは、「作品数の豊富さ」や「月額コースに登録せずとも課金で楽しめる点」が好評を博しています。取締役の炭田真也氏は、この認証に対して感謝の意を表し、電子書籍市場の発展に貢献する姿勢を強調しています。

他のサービス

2位には「ブックライブ」がランクインし、「40代」部門で3年連続1位の座を維持しています。さらに3位の「honto」は、キャンペーンやポイントサービスが充実しており、特に「男性」部門で初の1位を記録しました。これらのサービスもユーザーからの評価が高く、多様なニーズに応えています。

出版社部門の評価

今回の調査では、出版社の商品を主に配信するサービスについても評価が行われました。その中で、講談社の「Palcy」と集英社の「マンガMee」が同点で満足度1位に輝きました。特に「Palcy」は、キャンペーンやポイントに関しての評価が高く、前回からの飛躍が感じられます。これに対し、「マンガMee」は、アプリやサイトの使いやすさにおいて5年連続1位という評価を受けています。

利用者の声

「Palcy」は、多彩な企画や無料キャンペーンを展開し、新たな作品との出会いを提供していると多くの利用者から評価されています。一方で「マンガMee」は、特に女性向けに特化したサービスを展開しており、ユーザーが時間を持て余すことなく楽しめるリーディング体験を提供しています。実際に、「同じ作者の作品にすぐにアクセスできる」という点が特に好評を得ています。

今後の展望

電子コミックサービスは、新たな技術や手法を取り入れることで、さらなる成長が期待されます。参加各社は、ユーザーの満足度を常に意識しつつ、新しいコンテンツやキャンペーンを積極的に提供していく方針です。読者のニーズに応じたサービスの進化が続くことで、電子コミックの可能性は無限大です。2024年も業界の動向から目が離せません。