渋谷区に誕生した新しい子育て支援施設「coしぶや」の魅力とは

渋谷区に新しい子育て支援施設「coしぶや」オープン

2021年8月2日、東京都渋谷区に新たに子育て支援施設「coしぶや」が開設されました。この施設は、地域の子どもたちとその家族が安心して過ごせる場を目的としており、まちの研究所と姉妹会社のナチュラルスマイルジャパン株式会社が運営しています。「coしぶや」は「地域みんなでこどもを育てる」をテーマに、さまざまなプログラムやサービスを展開しています。

１.「coしぶや」の理念と背景

「coしぶや」は、地域の人々がこどもを見守り育てる環境を整えることを目的としています。これまで10年間、まちの研究所では「こども主体のまちぐるみの保育」を推進してきました。地域の知られざる課題に目を向け、こどもと家族を支える新しい挑戦が求められていたのです。

２. 多様な機能を備えた施設

施設内には、子どもたちが自由に表現できるアトリエや、保護者が相談できる広場、そして多世代が交流できるコミュニティカフェがあります。アトリエでは、経験豊富な専門職員が常駐し、子どもたちが様々な素材に触れ、創造的な活動を通じて自分を表現できる環境を提供しています。

また、カフェ「coの食卓」では多世代が集えるスペースがあり、和食を中心としたメニューが用意されています。ここでは、親子が交流しながら、日常生活の中での食の楽しみを広げることができます。

３. 施設利用の特徴

「coしぶや」の施設は、親子が共に楽しめるよう工夫されており、木の温もりを感じられるデザインが施されています。また、さまざまなアクティビティやイベントが日々企画されており、子育て家庭の支援をサポートしています。

特に注目すべきは、「出会う、集う、語る、つながる」というコンセプト。ここでは、こどもたちとアーティスト、シェフ、企業などが連携し、地域の資源を生かした新たな取り組みが進められています。