日系サプライヤの未来を探るセミナー開催
2025年2月14日(金)には、株式会社Tech-Tの代表取締役であり、埼玉工業大学の客員教授でもある高原忠良氏によるセミナー「続・日系サプライヤのサバイバル戦略」が行われます。このセミナーでは、日系企業が直面しているアジア市場の深刻な現状について、高原氏の現地調査を元に詳細に解説される予定です。
アジア市場の厳しい実態
まず、セミナーの大きなテーマは「日系牙城のアジア市場は危機的」というもので、これは現地調査を通じて明らかになった十分なデータに基づいています。昨今、中国や韓国、ベトナム市場は電気自動車(EV)の浸透が急速に進んでおり、日本企業がこれまでのパートナーシップを維持することが難しくなっています。特に中国では、EVの普及率が急上昇しており、日常的に電気自動車を使用する環境が整ってきています。
台湾では、鴻海(ホンハイ)のEVコンソーシアムによる新車が相次いで市場に登場し、タイでもBYDなどの中国メーカーが急速にシェアを獲得している現象が見られます。これらの情報から、日本企業が今後どのような戦略を立てるべきか真剣に考える必要があります。
セミナーの見どころ
セミナーでは、以下のような内容が予定されています。
1.
主要国・地域の「燃料別」販売の最新状況
(グローバル規模でのEV、HEVなどの販売データ)
2.
EV普及および関連情報
(中国・韓国・ベトナムの最新動向)
3.
台湾現地調査の報告
(意外な競合メーカーやビジネスモデルの転換)
4.
タイ現地調査の結果
(現地でのEV普及状況と市場動向)
5.
日系サプライヤに求められる戦略
(今後のアジア市場での立ち位置をどう築くか)
また、質疑応答の時間も設けられており、参加者が直接疑問をぶつける絶好の機会にもなっています。高原氏の豊富な経験と情報をもとに、日系サプライヤが生き残るための具体的な手段を考えていくこのセミナーは、業界関係者にとって非常に貴重な情報源となるでしょう。
参加方法
セミナーはオンラインでのライブ配信と、アーカイブ配信も用意されています。これにより、参加者は自身の都合に合わせて、何度でも視聴することが可能です。参加希望の方は、公式サイトから事前に申し込む必要があります。
セミナー詳細はこちら
この機会に、日系サプライヤの今後を考える一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。そのための情報を、ぜひ手に入れてください。