新機能「multibook」
2025-09-25 10:54:12

フィリピンの新源泉徴収税基準に対応したERP「multibook」新機能の発表

フィリピンの新源泉徴収税基準に対応したERP「multibook」新機能の発表


株式会社マルチブックは、フィリピン市場向けに新たに源泉徴収税認識基準に対応した機能を追加したことを発表しました。これは、債権債務計上時に源泉税を認識することがフィリピンにおいて明確化されたことを背景にしています。

新機能の概要


フィリピンでは、源泉徴収税は通常、入出金時に計上され、該当月に申告が求められています。しかし、最新の法改正により、債権債務計上時でも源泉税を認識・申告する必要があります。この変化に対応する形で、「multibook」は請求書処理の自動化を実現しました。

具体的には、\ 請求伝票登録時の源泉税の自動計算機能\ が組み込まれ、登録した取引先や商品ごとに源泉税率及び計上勘定科目を保持します。また、請求書には自動で計算された源泉税額と、源泉税を差し引いた後の請求金額が表示されるようになります。

より便利な請求プロセス


請求伝票の入力画面には「源泉税計算」ボタンが追加され、ユーザーはマスター設定に基づいて源泉税額を簡単に計算できます。さらに、明細ごとに値引きの入力を可能にし、この値引き後の金額を基準にして源泉税を算出します。こうした機能により、請求プロセス全体の効率化が図られるでしょう。

インボイスフォーマットの拡充


印刷した請求書やインボイスには、源泉税額、源泉税率、源泉税控除後の支払額が明確に記載され、商習慣の変化にも対応しています。

フィリピン特有の法要件への適応


また、フィリピンの法要件や商習慣に則した仕入先請求プロセスへの対応も進行中です。今後も「multibook」はフィリピンにおけるERPシステムの最適解として進化し続ける予定です。

グローバル展開する「multibook」


「multibook」は、2027年度より新リース会計基準に即して運用可能なグローバルクラウドERPです。本システムは12言語に対応し、多通貨、多帳簿機能を備えており、全世界の拠点をシームレスに統合できます。製造業から小売業、建設業まで、多様な業種で600社以上の導入実績を誇る信頼性の高いサービスです。

主要機能には、会計、ロジスティクス、固定資産管理、外部連携機能などが含まれ、業務効率化を促進します。

株式会社マルチブックの紹介


株式会社マルチブックは2000年に設立され、東京都品川区に本社を置く企業です。シンガポール、タイ、フィリピンなどに海外拠点を持ち、グローバルな視点からERPサービスを展開しています。公式ウェブサイトはこちらです。


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会社情報

会社名
株式会社マルチブック
住所
東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
電話番号

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