LGBTQ+への理解と取り組み
2023年、LGBTQ+に関する評価指標「PRIDE指標2025」で、五つの企業が輝かしい「ゴールド」の評価を受けました。その企業とは、MS&ADインシュアランスグループに属する三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、三井ダイレクト損害保険株式会社、三井住友海上あいおい生命保険株式会社、そして三井住友海上プライマリー生命保険株式会社です。この受賞は、各社がLGBTQ+を含む性的マイノリティに対して積極的に取り組んできた結果であり、特に気になるのは、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保においては5年連続の受賞、さらに三井住友海上あいおい生命は4年連続、他の2社も2年連続の快挙です。
PRIDE指標の概要
「PRIDE指標」は、LGBTQ+等が働きやすい環境を整えることを目的に、work with Prideが策定した日本初の評価指標です。評価の基準は、Policy(基本方針)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度)、Engagement/Empowerment(社会貢献)という5つのカテゴリーに分かれており、これらの指標を満たすことで企業は点数が付与され、最終的にゴールド、シルバー、ブロンズの称号が与えられます。
各社の主な取り組み
受賞した企業はそれぞれ、以下のような取り組みを行っています。
1. Policy(行動宣言)
三井住友海上グループでは、性別や性的指向に対する差別を禁止する基本方針を明文化し、全社員に周知徹底しています。これにより、社内外における平等な活動を促進しています。
2. Representation(当事者コミュニティ)
社内にはLGBTQ+への相談窓口を設置し、理解を深めるために、共通のLGBTQ+コミュニティで情報発信や取り組みを行っています。特に、ALLYの拡大に力を入れています。
3. Inspiration(啓発活動)
グループ全体でLGBTQ+に関する研修を実施し、社員意識の向上を図っています。2026年には「特定非営利活動法人プライドハウス東京」と協働でオープンセミナーの実施も予定しています。
4. Development(人事制度・プログラム)
福利厚生においては配偶者と同様に同性パートナーにも認められる制度を整えており、採用時には性別記載欄を任意にしています。
5. Engagement/Empowerment(社会貢献)
これらの企業は、社会貢献活動として「特定非営利活動法人プライドハウス東京」の活動にも積極的に協賛しており、企業内部で情報交換を行うなど、社会全体に向けて理解と啓発活動を行っています。
私たちの目指す未来
これらの取り組みが企業内外でのLGBTQ+の理解を深め、多様性を重視する社会の実現に向けての大きな一歩となっています。このような企業の姿勢は、他の企業にも刺激を与え、広がりを見せていくことでしょう。2025年の更なる進展に期待が寄せられます。