ユニ・チャームが「Japan Branding Awards 2024」でブロンズ賞を受賞
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役社長執行役員:高原 豪久)は、株式会社インターブランドジャパンが主催する「Japan Branding Awards 2024」において、企業ブランド「unicharm」がブロンズ賞を獲得したことを発表しました。この受賞は、ユニ・チャームが掲げるビジョンや具体的な活動が高く評価された結果です。
「Japan Branding Awards」とは
「Japan Branding Awards」は、2018年に創設され、優れたブランディングを行っている企業や団体を評価し、彼らの活動内容を広く共有することを目的とした日本初のブランディング評価賞です。2024年には、現代の急激に変化する環境においてブランディングをどのように実現していくかという観点から、評価基準の見直しが行われました。
ユニ・チャームが受賞した理由
ユニ・チャームが企業ブランドとして受賞した主な理由は、共生社会の実現に向けたビジョン「NOLA&DOLA」に根ざした取り組みです。このビジョンに共感を持つ社員たちが、世界各国で事業を展開しています。ユニ・チャームは、全社員の約80%を日本以外の国籍を持つ人々で構成しており、多様なバックグラウンドを持つチームが一体となって「共生社会」の実現に向けて努力しています。
さらに、ユニ・チャームは“Love Your Possibilities”という新たなコーポレート・ブランド・エッセンスを掲げています。このフレーズには、「すべての人が持っている可能性を信じ、それを支え合うことで共生社会を築こう」という明確なメッセージが込められています。
具体的な事業活動の紹介
ユニ・チャームは、理念に基づいた具体的な社会貢献活動を推進しています。いくつかの代表的な取り組みを見てみましょう。
1. RefF (リーフ) プロジェクト
ユニ・チャームの「RefF」は、「Recycle for the Future」の略で、使用済み紙パンツを回収し、独自の技術で衛生的に新たな原材料として再利用可能にするリサイクルプロジェクトです。これにより持続可能な未来を実現し、消費者が「RefF」マークの商品を選ぶことで、リサイクルの新しい取り組みに参加できます。
2. Project Jagriti
「Project Jagriti」は、インドの農村部で生理用ナプキンの普及を目的としたプロジェクトです。特に、現地の女性たちに就労機会を提供し、経済的な自立を支援しています。この取り組みにより、ナプキンの使用率は30%から90%にまで引き上げられました。
3. 妊活応援商品
ユニ・チャームは2023年に「ソフィ 妊活タイミングをチェックできるおりものシート」を発売しました。この製品は、妊活中の女性が普段の生活を送りながら妊活タイミングを知ることができる新しいタイプのアイテムです。また、生理管理アプリと連携することで、妊活サポートがより効果的になります。
会社概要
ユニ・チャームは1961年に設立され、愛媛県四国中央市に本店を構え、東京に本社があります。主な事業内容には、ベビーケアやフェミニンケアなど多岐にわたる製品が含まれ、社員数は16,223名(2023年12月時点)に達します。ユニ・チャームは、日々の生活を支える商品を通じて、より良い社会の実現に貢献していくことを目指しています。
公式ウェブサイト:
ユニ・チャーム株式会社