新座市立片山小学校が3WAYUVカット制帽を導入
埼玉県新座市に位置する新座市立片山小学校が、創立150周年を迎えるにあたり、株式会社ピーカブーが開発した「3WAYUVカット制帽」の導入を決定しました。この制帽は、2025年4月から使用が開始される予定です。新座市での初めての試みであり、学校側は児童たちの健康を守るための重要なステップと位置付けています。
制帽導入の背景
学校の戸髙正弘校長と橋本教頭は、児童が紫外線による影響や熱中症から守られる必要性を認識していました。また、通学中の安全を確保するために、事故やケガを防ぐための対策も重要だと考えています。このため、学校運営協議会委員や開校150周年記念事業実行委員会、PTAの意見を取り入れ、3WAYUVカット制帽の採用が決まりました。
制帽の特徴
この制帽は、以下のような特長を持っています:
1.
長いつばで紫外線から肌を保護
- 日差しから顔を守る長いつばは、EPOCHALのオリジナルデザインで、前後に分かれている構造です。
2.
簡易ヘルメット機能
- 落下物から頭部を守るため、簡易ヘルメットとしての機能も持ち合わせています。
3.
高機能素材
- 特殊な素材を使用しており、紫外線対策に加え熱中症予防も行えます。
4.
安全性と利便性
- 再帰反射素材が施されており、暗い道でも目立つようになっています。また、内側のサイズ調整機能や取り換え可能な「顎ゴム取り換えループ」、さらにGPSや保護者の連絡先を収納できるポケットも装備されています。
子どもたちへの紫外線対策の重要性
子どもたちの皮膚は非常にデリケートで、紫外線による肌の湿疹や老化のリスクが高いことが知られています。将来的な皮膚ガンのリスクを減少させるためにも、適切な紫外線対策は非常に重要です。また、紫外線は目にも悪影響を及ぼし、若年性白内障の原因ともなりますので、視力保護の観点からも対策が必要です。
熱中症対策
高温多湿の日本では、子どもたちは熱中症に非常に弱いとされています。特に、体温調節機能が未熟なため、注意が必要です。軽量で通気性が良い帽子を着用することで、保護者や教育者は子どもたちの健康を守る役割を果たせます。
小学校における安全対策の必要性
子どもたちの登下校時には、事故が起きやすい時間帯があります。特に放課後の帰宅時には注意が必要で、軽くて通気性の良い帽子が重要です。日本は災害が多いため、教員や保護者が連携して安全対策を講じることが求められます。
今後の期待
株式会社ピーカブーは、今後この3WAYUVカット制帽を全国の小学校へ普及させることを目指しています。新座市立片山小学校の導入が成功すれば、他の地域でもその効果が認められることが期待されます。教育現場での安全対策がより一層進化することに期待が寄せられています。
会社紹介
株式会社ピーカブーは、埼玉県和光市に本社を置き、育児・妊婦用品や小学生用の校帽を企画・開発・販売しています。紫外線対策に特化したEPOCHALブランドも展開しており、今後も安全で快適な教育環境を提供するための努力を続けていく予定です。