RWAトークン化の未来
2025-03-21 11:38:13

ぷらっとホームとSecuritizeが切り拓くRWAトークン化の未来

ぷらっとホームとSecuritizeの提携が拓く新時代のトークン化市場



2025年3月21日、ぷらっとホーム株式会社は、デジタル証券の発行や管理を行うSecuritize Japan株式会社との業務提携を発表しました。この提携は、Web3事業を推進するもので、特にセキュリティ・トークン(ST)の発行やライフサイクル管理において、両社の強みを生かした新しい市場を創出することが期待されています。

RWAトークナイゼーションの重要性



RWA(Real World Assets)とは、現実に存在する資産をトークン化する仕組みで、金融と非金融の両方にまたがる広範な適用があります。実際、マッキンゼー社の予測によると、トークン化市場は2030年までに320兆円に達する可能性があります。この背景には、資産のデジタル化とそれに伴う新たな取引形態の進展があります。

ぷらっとホームは物理的デバイスのトークン化技術を持ち、Securitizeはデジタル証券の発行において高い技術力を誇ります。両社の協力により、都市データや産業用IoTデータをトークン化する新しいビジネスモデルが展開される見込みです。

多岐にわたる活用の可能性



提携により、IoTデバイスが取得した都市データやESGデータのトークン化、さらには知的財産の管理など、さまざまな分野での適用が可能になります。ぷらっとホームが進行中の「真空技術とWeb3技術を活用した新しい日本酒体験創出のための流通実証事業」では、ThingsToken™を活用し、Securitizeのプラットフォームでエコシステム内の権利やインセンティブの管理を行っています。

この新しいモデルの実現によって、日本酒市場に限らず、様々な産業での革命的な変化が期待されています。

代表者のコメント



ぷらっとホーム代表取締役社長の鈴木友康氏は「この提携がもたらすローカルでの成功が、グローバルなRWA事業化へとつながることを期待しています」と述べています。Securitize Japan株式会社の小林英至氏も「今回の提携は、過去の金融システムでは実現できなかった領域への挑戦」とし、新たなソリューションの提案に注力する意向を示しています。

企業概要



ぷらっとホームは1993年に設立され、マイクロサーバーやIoT関連製品の開発を行ってきた日本の成長企業です。特にその超小型Linuxサーバー「OpenBlocks®」は多くの業界で採用されています。一方、Securitizeはデジタル証券に特化したソリューションを提供する企業で、グローバルでの運用実績を持っています。

この提携により、国内外でのRWAトークン化の可能性が広がり、我々の生活やビジネスのあり方を一新する新たな未来が広がることでしょう。


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会社情報

会社名
ぷらっとホーム株式会社
住所
東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館3F
電話番号
03-3221-3200

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