AI-OCR技術の新たな一歩「DX OCR」
株式会社ハンモックが最新のAI-OCRサービス「DX OCR」を発表しました。このサービスは、法人向けに特化しており、データエントリーの効率化を図るための新しいアプローチを提供します。特に、大量の帳票や手書きデータからの情報抽出を迅速に行うことができ、企業の業務改善に寄与することが期待されています。
リリースの背景とニーズ
現代のビジネス環境では、労働人口の減少とともに、人手不足の課題が深刻化しています。これまで手動で行われていたデータ入力業務を効率化するため、より高機能なOCR技術の需要が高まっています。しかし、従来のOCRシステムは帳票設計を求められる場合が多く、多様な形式のデータに対応することが難しいという課題がありました。これを受けて、ハンモックはユーザーのニーズを把握するため、無償評価プログラムを6ヶ月間実施し、約200件のフィードバックを得ました。
DX OCRの主な機能
「DX OCR」は、従来のOCR製品が抱える問題を解決するために設計されています。本サービスの特長は、以下の通りです。
1.
帳票設計不要: DX OCRは、利用者が帳票の設計をする必要がなく、様々な帳票レイアウトを自動で解析し、データ化を行います。
2.
多様な文字認識: 手書き文字や斜めの文字、白抜き文字、網掛け文字など、従来のOCRでは困難だった認識も高精度で行えます。
3.
多様な帳票への対応: 申込書や請求書、契約書、勤怠表といった多岐にわたる帳票からデータを正確に抽出できます。
従来のOCRとは異なり、DX OCRは自らでレイアウトを解析し、即座に情報を取得することが可能です。これにより、企業は従来のデータ入力作業を大幅に削減し、コスト削減や業務効率の向上に繋がります。
イベント情報:オンラインセミナー
ハンモックは「DX OCR」のリリースを記念し、2024年9月20日(金)にオンラインセミナーを開催します。セミナーでは、実際の使用事例を交えた製品解説が行われ、参加者はAI-OCRの導入に関する疑問や具体的な利益について学ぶことができます。設定不要で効率的なデータ化の可能性を知りたい企業にとって、貴重な機会となるでしょう。
ハンモックの企業紹介
株式会社ハンモックは、東京都新宿区に本社を構え、法人向けのソフトウェアパッケージやクラウドサービスを提供する企業です。「組織を強くするIT環境をすべての人へ」というミッションのもと、顧客のニーズを捉え、次々と革新的な製品をリリースしています。ハンモックは1994年に設立され、長年の経験と開発ノウハウを背景に、新しい技術を駆使したソリューションを展開し続けています。
企業の業務をより効率化したいとお考えの方は、ぜひ「DX OCR」に注目してみてください。また、セミナー参加申し込みや製品詳細については、ハンモックの公式サイトをご覧ください。