ネクサス・アールハウジングが海外進出
2023年、株式会社ネクサス・アールハウジングがフィリピンを拠点に、新しい金融サービスを展開するためのグループ会社「Nexus R Forward Finance, Inc.」を設立しました。この決定は、日本国内だけでなく、海外においても同社のサービスを広げる大きな一歩となります。
会社概要と設立背景
新会社の名称は「Nexus R Forward Finance, Inc.」で、日本語では「株式会社ネクサス・アールフォワードファイナンス」として知られています。所在地はフィリピンのマカティ市のPacific Star Buildingに位置し、代表は白川大記氏が務めます。設立は2016年10月6日で、IT・金融業に特化した事業を展開予定です。
この新会社は、金融サービスに関する様々なライセンスを取得しており、特に貸金業や両替、送金といった金融商品を提供することが可能となっています。この分野の知識と経験を持つネクサス・アールハウジングは、フィリピンにおいても強力な市場シェアを築くことを目指しています。
事業計画の詳細
サービスの開始は2017年3月1日を予定しており、具体的な内容については今後順次リリースされる予定です。ネクサス・アールハウジングは、これまで日本国内でのハウスメンテナンスや太陽光発電住宅、マンションリノベーションなどの事業を展開してきましたが、フィリピン市場においてもその経験を活かしたサービスの展開が期待されます。
白川大記氏は、フィリピン進出について「新しい環境でのチャレンジを楽しみにしています。ITと金融の融合により、サービスの質をさらに高めたい」と意気込みを語っています。
株主構成と連携企業
この新会社の主要株主には、ネクサス・アールハウジングのほかに、フィリピンのJMaterials Corporation, Inc.も名を連ねています。JMaterials Corporationは、フィリピン各地における日本企業の店舗や工場設備の輸入、販売のサポートを行っており、新会社にとって貴重なパートナーとなるでしょう。
地域への影響
フィリピンは近年、経済成長が著しく、新たなビジネスチャンスが数多く存在しています。そのため、ネクサス・アールハウジングの進出は、地域経済にとってもポジティブな影響をもたらすことが期待されます。今後、同社がどのようにフィリピン市場でのサービス提供を実行し、地域社会に貢献していくのか注目が集まります。
この進出は、ネクサス・アールハウジングのグローバル戦略における重要なステップとなります。フィリピン国内における新たな金融サービスの動向に目を光らせ、今後の展開に期待したいです。