不登校の子どもたちを対象にしたAI体験イベント
2025年7月15日(火)、千葉県東金市で特別なイベントが開催されます。株式会社NIJINが主催する「はじめてのAI」第2回では、不登校の小中学生とその保護者を対象とし、AI技術を活用したキャラクター制作を通じて、子どもたちに新しい学びの楽しさを提供します。この体験イベントは、現代社会における教育の新たな可能性を示すものです。
参加対象と目的
日本全国で約35万人の小中学生が「学校に行けない」状況にある中で、NIJINアカデミーはこの問題を「個人の問題」と限らず、教育の選択肢が不足している社会的構造に関する課題として取り組んでいます。特に今回のイベントは、AIを通じて「やってみたい!」という子どもたちの好奇心を引き出し、学びの原点である「好奇心」と「創造性」に焦点を当てています。
NIJINアカデミーでは既に多くの小学生がAIを用いて自ら学習問題を作成する姿が見られ、画像生成AIでキャラクター作りや動画制作にも取り組んでいます。主催者である佐藤さんは、「AIは不登校の子どもたちにとって新しい学びの道具になる」と語り、より多くの子どもたちにその体験を通じて学びの楽しさを実感してもらいたいと願っています。
開催詳細
このAI体験イベントは、午前10時から11時、午後2時から3時の2部制で行われます。場所はNIJINアカデミー東金校(千葉県東金市八坂台)です。参加費は親子1組1,000円と手頃で、参加対象は小学校1年生から中学3年生の不登校のお子さんとその保護者です。必要な持ち物はタブレットまたはスマートフォンで、事前の申し込みが必要です。詳細な申し込みは、公式サイトから行うことができます。
前回のイベントの様子
2025年3月に行われた第1回目のイベントでは、参加者たちがAIに関する解説を受け、自分自身のオリジナルキャラクターを制作する楽しさを体験しました。参加した子どもたちからは「また行きたい!」という嬉しい声が上がり、保護者たちもその笑顔と成長に驚きと喜びを感じました。このような反響が次回の開催へと繋がっています。
NIJINアカデミーとは
NIJINアカデミーは、2023年9月に設立された不登校の小中学生向けオルタナティブスクールで、全国38以上の都道府県から約450名が入学しています。教育のあらゆる側面に注力し、子どもたちが安心して学べる環境を提供。受講生の9割以上が希望する学校の出席認定を獲得しています。彼らの理念は、「教育から国を照らす」とし、教育の新しい形を模索しています。
詳細は
Nijinアカデミー公式サイトをご覧ください。参加申し込みは、
こちらから可能です。