株式会社アクアスターの「MAGプロジェクト」とは
株式会社アクアスターは、33年以上の経験を生かしデジタルコンテンツ制作に注力している企業です。その中で、全社員が安心して活躍できる職場環境を目指す「MAGプロジェクト」が2024年に1周年を迎えました。これは「Me-ness for all generations」の略称であり、多様なライフステージや性別にかかわらず、すべての社員が安心して働ける環境を提供することを目的としています。
発足背景とプロジェクトの目的
「MAGプロジェクト」は、2023年9月に男性社員が上司と共に「女性がより働きやすい環境を整えたい」との想いを共有したことから始まります。この声が、ライフステージの変化に併せた職場環境の重要性に目を向けるきっかけとなり、2023年12月には具体的なプロジェクトとして立ち上がりました。
このプロジェクトでは、社員からの意見を反映しながら、施策を実行しています。2024年3月にはプロジェクトメンバーを広く募り、現在は6名のメンバーが定期会議を行っています。これにより、施策の浸透と改善を重ね、次のステップについて議論を進めています。
具体的な取り組み内容
MAGプロジェクトの取り組みは、実際に社内の意見を取り入れて形にしてきました。主な施策は以下の通りです。
女性社員が特有の体調不良時に月2回、在宅勤務を選択できる制度を設けました。この制度の利用率は40%に達しており、関心の高さが伺えます。
産後復帰した社員が仕事の不安を感じずに復帰できるよう、専任サポーターを提供し、社内ランチの場を設けるなどの取り組みを行っています。
不妊治療中の社員に対し、費用の補助や休暇制度を導入し、急な通院にも対応可能な柔軟な制度を整えました。
今後の展望
プロジェクト責任者である小西可南子企画営業部長は、現状の制度を整理し、ライフステージに合わせた利用のイメージを明確にしていくことを見据えています。さらに、中長期的なキャリア形成を支援する制度の充実を図ることや、認証制度である「えるぼし」や「くるみん」にも取り組む準備を進めているとのこと。
株式会社アクアスターの女性社員構成
2024年9月時点で、アクアスターには151名の社員が在籍し、そのうち女性社員は72名(約48%)を占めることが明らかとなっています。特に、リーダー職や管理職においても女性の割合が徐々に増えつつあります。
まとめ
「MAGプロジェクト」は、社員が職場で健康問題やライフステージの変化に直面した際に、安心をもたらす存在を目指しています。今後も社内外の経験を活用し、さらなる職場環境の改善に向けて邁進していく予定です。社内のコミュニケーションを活性化し、全社員が安心して働ける環境の実現を目指す取り組みがますます注目されています。
アクアスターの基本情報
- - 社名: 株式会社アクアスター
- - 所在地: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア7F
- - 設立: 1991年11月14日
- - 公式URL: 公式ウェブサイト