新子安の新施設
2025-03-03 14:51:22

新たな物流拠点「MFLP横浜新子安」 2025年に竣工へ

三井不動産ロジスティクスパーク横浜新子安が竣工間近



神奈川県横浜市に新たな物流施設、「三井不動産ロジスティクスパーク横浜新子安(以下、MFLP横浜新子安)」が2025年2月28日に竣工する予定です。この施設は、首都高速神奈川1号横羽線、5号大黒線、7号横浜北線に近接した立地で、産業道路や国道15号へのアクセスも良好です。東京都心から約1時間の距離で、神奈川県内の主要人口地域にも簡単にアクセスでき、広域配送に適しています。

立地と施設の特長


MFLP横浜新子安は、公共交通機関も充実しており、京浜急行電鉄本線の「生麦」駅から徒歩13分でアクセス可能です。これにより、入居企業にとっても人材確保がしやすい環境が整っています。また、各階に設置されたトラックバースは、45ftコンテナの車両が利用でき、バースプラットフォームを片持ちスラブにすることでロングウィング車両の接車も可能です。

さらに、1階の倉庫やバースにおいては、2.0t/㎡の積載荷重が設定されており、多様な保管ニーズに対応しています。非常時のために72時間持続可能な発電設備を配備し、地震エネルギーへの耐性を高めるために『アンボンドブレース®』を活用している点も注目されます。

スマートエネルギーの採用


MFLP横浜新子安では、屋上に設置された約2,000kWの太陽光パネルと、約2,600kWhの大型蓄電池を組み合わせた「スマートエネルギー倉庫」を導入。マイクログリッドコントローラー「COORDY」により、系統電力・太陽光発電・蓄電池の3つの電源を最適に制御することで、年間約40%の二酸化炭素削減が期待されています。この取り組みによって、最高ランクの『ZEB』認証、CASBEE横浜でのAランク、DBJ Green Building 5つ星を取得する見込みです。

洗練された施設デザイン


外壁デザインは、水辺の景観に合わせた青と白のモザイク調を取り入れた爽やかな仕上がりです。特に高速道路からの視認性が高く、施設の印象を良くしています。また、エントランスにはアーティスト小川剛氏による「A ray of hope」というアート作品が設置され、訪れる人に未来への希望を感じさせる空間が演出されています。

さらに、約6,000㎡の緑地「波紋の広場」も整備されており、施設に勤務する従業員が自然を感じながらリフレッシュできる空間が提供されています。この緑地には、潮風に強いシマサルスベリを中心に、低木や芝が配置され、波紋を表現するデザインが特徴的です。

まとめ


三井不動産は、2012年に物流施設事業部を立ち上げ、以降国内外で76の物流施設を展開しており、その一環として今回のMFLP横浜新子安が開発されました。入居企業が抱える課題を解決するため、先進的な物流拠点としての役割を果たすことが期待されています。

これからの物流施設は、環境に配慮しつつも機能性を兼ね備えた施設が求められています。MFLP横浜新子安は、その先駆けとなることでしょう。


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会社情報

会社名
三井不動産株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号

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