元プロサッカー選手が立ち上げた日本初のトータルリカバリー施設「Re:room」がオープン

日本初のトータルリカバリーサロン「Re:room」がオープン

昨年までJリーグで16年間活躍した元プロサッカー選手の小椋祥平が、新たに立ち上げた施設「Re:room」が注目を集めています。リカバリーに特化したこのサロンは、日本初のトータルリカバリー施設であり、多くの人々に日々の疲れを解消する手段を提供することを目指しています。

コンセプトの誕生

引退後、小椋は自身がプロサッカー選手として長く活動できた理由を考えました。その結果、日々のトレーニングと試合後のリカバリーがどれほど重要であったかに気づいたそうです。こうした考えから、リカバリーに特化した施設が少ない現状に不満を抱き、新たな挑戦が始まりました。

「Re:room」では、一日の疲れをその日のうちに癒すことを目的として、誰もが利用できる施設づくりがされています。スポーツ選手だけでなく、一般の方々や主婦の方々も利用できる環境を提供しています。近年、日本人の多くが寝不足やストレスを抱える中、短時間で疲労を回復できる場所としての役割を果たすことを目指しています。

疲労の種類とアプローチ

この施設では、疲労を身体的、精神的、脳の3種類に分け、それぞれにアプローチします。身体的疲労は比較的気づきやすいものの、精神的や脳の疲労は見過ごされがちですが、Re:roomはこれら全ての疲労を回復へ導くことを目的としています。

特色あるサービス

「Re:room」が提供するサービスには、まずパワーナップがあります。この短時間仮眠の重要性は、多くの企業でも注目されており、NASAの研究では昼間の短い仮眠が認知能力を34％、集中力を54％向上させることが実証されています。Re:roomでは、これをさらに高めるために米国の神経科学者とハーバード大学医学部が共同開発した音楽ソフト「NuCalm」を採用しています。

また、リカバリウェアで知られるVENEX製のブランケットを用意し、さらに心地よいトリートメント体験を提供しています。合わせて、高濃度酸素や水素ガスのミストも使用し、身体全体のリカバリーを促進します。