ソフトバンク、株式分割を記念した投資セミナーと若年層向け優待制度を発表

ソフトバンクが新たに提案する投資教育イベント

2025年3月17日、ソフトバンク株式会社は渋谷にて、株式分割と新設された株主優待制度を記念した特別イベント「桐谷先生の株青空教室」を開催しました。このイベントでは、優待投資家として有名な桐谷広人さんが特別講師を務め、俳優兼フィギュアスケーターの本田望結さんが“投資迷子”の生徒として初めての投資体験に挑戦しました。

株式分割と新しい株主優待制度

ソフトバンクは、2024年10月1日に1対10の株式分割を実施し、株主優待制度も新たに設けることを発表しました。これにより、普通株式を1年以上かつ100株以上保有する株主には「PayPayマネーライト」1,000円分が進呈されます。株主優待の基準日をこれまでの3月末に加え、9月末も新たに設定することで、さらなる個人投資家の拡大を狙っています。

「若い世代がソフトバンクの株主になってくれることを願っています」と述べたソフトバンクの吉岡副本部長は、イベントの目的として「株式投資に興味がある人々に特別な学びの場を提供」することを強調しました。

“投資迷子”からの脱却

特別授業では、桐谷先生が本田さんに向けて、投資を始めるための基本的な心得を伝えました。「少額で買える株から始めてみよう」「配当利回りを意識しよう」「株主優待を重視しよう」という三つのポイントが紹介され、本田さんは自らの投資スタイルを見つける重要性に気付く機会となりました。授業を受けた本田さんは「大事なのは、学びを周りにシェアすること」と語り、無事に卒業証書を受け取りました。

今年こそ実現したい目標

本田さんは今回のイベントで“投資迷子”以上に、姉妹への過剰な愛情から「姉妹の名前をエゴサーチすること」を卒業したいと明かし、場を盛り上げました。また、桐谷先生は今回は「現金」を使用したいと語り、参加者の笑いを誘いました。

投資相談会も大盛況

午後には、桐谷サポートの下、投資や家計相談が行われる無料相談会も開催され、多くの若者たちが参加しました。「普段相談できないお金に関する悩みを話せる良い機会」とあって、会場は熱気に包まれました。特別に配布された虎の巻には、投資の心得がまとめられ、多くの参加者がその内容に関心を示しました。

駆け込みキャンペーンの実施

ソフトバンクは、初回の株主優待を受けるには、2025年3月27日までに100株以上を保有する必要があるため、急いで投資を考える人々のために、3月19日から25日まで「ソフトバンクの株式駆け込みキャンペーン」を実施することを発表しました。この期間中に応募した人の中から抽選で100名に1,000円相当のPayPayポイントがプレゼントされます。