目の健康寿命調査
2025-07-03 11:43:44

2024年目の健康寿命調査、今後の課題は何か?

2024年における「目の健康寿命」は62.1歳との調査結果が発表されました。この調査はジョンソン・エンド・ジョンソンが日本全国の10代から80代までの2,144人を対象に行ったもので、男女の平均寿命および目の健康に対する意識について深堀されています。具体的な数値として、男性の目の健康寿命は61.9歳、女性は62.2歳という結果に。特に男性は平均寿命よりも約20年、女性は約25年も短いという衝撃的な事実が浮かび上がりました。

この調査によれば、最も「目の健康状態が良くない」と自覚しているのは50代の世代で、実に36%がその不調を認識していることが分かりました。2021年から続けている意識調査においても、最も不調を訴える世代は50代であり、これは4年連続での結果です。このことは、50代が目の健康に対する感受性が高い世代であることを示しています。

また、この一連の調査では「目の症状がある」との回答をした人のうち、32.1%が何も対策を講じていないと答えています。特に20代および30代男性においては、その割合が4割以上にも上っています。彼らが症状に対してアクションを起こしていない背景には、症状が深刻ではないとの自己診断、眼科検査の煩わしさ、または視力が変わっていないとの認識があります。

視覚から得られる情報は我々の生活の中で非常に重要な要素であり、その質が生活の質(QOL)にも大きく影響を与えます。現代の人生100年時代において、クオリティ・オブ・ビジョン(QOV)の向上は、QOLを高めるために不可欠です。たとえ目の不調が年齢によるものだと思っても、そのまま放置せず、少しでも違和感を感じたら早めに眼科を受診することが大切です。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、「目の健康寿命」を延ばすことを企業のビジョンとして掲げています。世界初の使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー®」シリーズを通じて、視界をよりクリアにし、さらにトータルアイヘルスのリーダーとしての役割を果たしています。同社は今後も幅広い世代の目の健康を守るために、革新的な製品を提供し続けると述べています。

調査の概要としては、2024年の7月から8月にかけて郵送調査が実施されました。対象者は全国の15歳から89歳までの男女で、コンタクトレンズ使用者や眼鏡のみ使用の人、視力矯正をしていない方も含まれています。調査の質問項目は厚生労働省の国民生活基礎調査を参考に作成されています。

この調査結果を受けて、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、目の健康寿命の重要性を再確認し、今後も世代を問わず、目の健康を守るための活動を続けていくことが求められています。また、視覚の維持は人生の質を高めることに直結するため、我々一人ひとりが目の健康に対する意識を高める必要があります。


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会社情報

会社名
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー
住所
東京都千代田区西神田3丁目5番2号
電話番号

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