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戦後80年を考える『月刊正論』9月号

2023年8月1日、論壇誌「月刊正論」の9月号が発売されました。この特集には「私の戦後80年談話」として、様々な著作家が国の在り方を考察しています。特に注目すべきは、故安倍晋三元首相が生きていたらどのような談話を発表したのかを巡る議論です。

櫻井よしこ氏の母の教え

櫻井よしこ氏は、戦中や敗戦直後の経験から国家への信頼の重要性を語ります。母親が抱いていた国家への揺るぎない信頼の姿勢を振り返り、「日本の憲法には国家が国民を守る条項が不在である」とし、憲法改正の必要性を訴えています。

谷口智彦氏の提案

また、谷口智彦氏は安倍元首相が提起したであろう「戦後80年談話」に基づき、日本の国柄を守り、強化する責任について説いています。彼の考えは、我々が国の歴史をどう認識し、未来に活かしていくのかに重要な示唆を与えています。

様々な視点からの寄稿

他にも、野口健氏や加知伸行氏、八木秀次氏など、各著者が持つ異なる視点も掲載されています。特に、髙池勝彦氏は「日本国憲法は全面改正すべし」と訴え、憲法の解釈を見直す必要性について議論しています。

早坂隆氏のコラムでは、戦後80年の記憶を振り返り、玉音放送を聞いた人々の証言も取り上げられ、当時の日本人が抱いていた思いを感じ取ることができます。加えて、シベリア抑留についての実態が井手裕彦氏の寄稿によって明らかにされています。

歴史の再認識

富岡幸一郎氏や岡村青氏、東條英利氏による寄稿もあり、懐かしくも痛ましい歴史の一端を知ることができる内容になっています。彼らの視点を通して、戦後の日本史をどのように読み解くかが問われます。

購入方法

この月刊「正論」は、定価950円で書店にて入手可能です。また、定期購読の申し込みは富士山マガジンサービスを通じて行えます。関心のある方は、ぜひ手に取って内容を確認してみてください。

公式ウェブサイトには、特集や著者紹介も載っているので、こちらもご覧になると良いでしょう。日本の根底に流れる歴史と文化を再考する機会となることでしょう。

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