B3優勝への道標!香川ファイブアローズ、大黒柱アレックス・デイビス選手と契約継続
プロバスケットボールB3リーグの香川ファイブアローズは、2025-26シーズンもチームの大黒柱であるアレックス・デイビス選手との契約継続を発表しました。この吉報は、クラブが掲げる「B3優勝」という壮大な目標達成に向けて、揺るぎない決意を示すものとなるでしょう。ブースターにとっては、来シーズンもあの規格外のプレーと絶対的なリーダーシップをアリーナで目にできるという、最高の知らせとなりました。
規格外のプレーと輝かしいキャリア:アレックス・デイビスとは
背番号5を背負うアレックス・デイビス選手は、身長206cm、体重95kgのパワーフォワード。1992年1月28日、アメリカ合衆国生まれの32歳で、カリフォルニア州立大学を卒業後、プロとしてのキャリアをスタートさせました。その経歴はまさに国際色豊かで、アメリカのレイクランド・マジックやノーザンアリゾナ・サンズといったGリーグのチームで活躍した後、ブルガリア、チェコ、ギリシャといった欧州リーグを渡り歩き、その才能を磨き上げてきました。
日本には2020-22シーズンに秋田ノーザンハピネッツの一員として初上陸。その後、青森ワッツ、アルティーリ千葉を経て、2024年からは香川ファイブアローズに加入しました。どのチームでも、その圧倒的な存在感と、高いレベルで培われたバスケットボールIQは、チームに不可欠なものとして高く評価されてきました。特に香川に加入してからは、その経験と技術、そして何よりも強い勝利への執着心が、チームに新たな息吹をもたらしました。
チームを牽引する絶対的リーダーの真価
香川ファイブアローズの生岡直人代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーは、アレックス・デイビス選手のチームへの貢献を惜しみなく称賛します。「見る者を驚愕させる規格外のプレー」はもちろんのこと、「和を重んじるチームファーストな姿勢」、そして「圧倒的なリーダーシップ」と、あらゆる面で2024-25シーズンのチームを力強く牽引してくれたと語ります。
デイビス選手のプロフェッショナリズムは、オフシーズンの過ごし方にも如実に表れています。生岡社長兼GMが驚いたのは、シーズンが終了してわずか2日後には、すでに次なるシーズンに向けた非常にハードなトレーニングを自らに課していたという事実です。「終わった感を微塵も感じさせず、気持ちを切り替え、次に向けての準備をスタートしていました」という言葉からは、彼の勝利への飽くなき探求心と、現状に満足しない向上心がひしひしと伝わってきます。このような姿勢こそが、彼がトップ選手として長く活躍し続ける理由であり、チームメイトにも良い影響を与えていることは想像に難くありません。
B3優勝へ向けた揺るぎない決意とブースターへのメッセージ
アレックス・デイビス選手自身も、2025-26シーズンへの復帰を心待ちにしています。ブースターへのメッセージとして、まず英語で「Hello, Five Arrows boosters. I’m excited to announce I’ll be returning for the 25-26 season.」と語りかけ、続けて日本語でも「ファイブアローズブースターの皆さん、こんにちは。2025-26シーズンも戻ってくることをお伝えできて嬉しいです」と、香川でのプレーへの喜びを表明しました。
そして、最も力強く語られたのは、チームの目標である「B3優勝」へのコミットメントです。「私たちが掲げる『B3優勝』という目標を成し遂げるのを、本当に楽しみにしています」という言葉からは、来シーズンこそ必ず目標を達成するという、彼の固い決意が感じられます。さらに、「皆さんに会えることはもちろん、皆さんの声援と拍手を浴びるのを待ちきれません。またすぐにお会いしましょう。レッツゴーアローズ!」と、ブースターとの再会とアリーナでの一体感への期待を熱く語りました。
生岡社長兼GMもまた、「香川でプレーするならさらなるリーダーシップを発揮するとコミットしてくれました」と、デイビス選手の力強い言葉を明かしました。この契約継続は単なる選手の残留ではなく、チームが本気でB3優勝を目指すという、強いメッセージでもあります。2年目のシーズン、アレックス・デイビス選手を中心に、香川ファイブアローズがどれほどの熱狂と感動を香川の地にもたらしてくれるのか。ブースターの期待は最高潮に達していることでしょう。新シーズンへの準備は、すでに始まっています。