大阪府四條畷市の新しい職員採用の取り組み
大阪府四條畷市は、エン・ジャパン株式会社と連携し、2025年4月14日に新たな職員採用を行いました。このプロジェクトでは、一般事務、保育士・保育教諭、土木職の3職種において、12名の新たな仲間を迎えることが決まりました。応募者は合計810名にのぼり、熱い競争の中で選ばれた人材たちの背景には、彼らが抱える思いや夢が切り拓く道がありました。
四條畷市の市政運営理念
四條畷市長の銭谷翔氏は、採用活動の背景を「市民一人ひとりの暮らしを向上させるため、多様な人材の積極的な採用に取り組んでいる」と説明しています。この取り組みは、急速な社会の変化に対応し、市民ニーズに寄り添った柔軟で力強い組織を構築するための重要なステップであると位置づけられています。
「日本一前向きな市役所」という理念のもと、銭谷氏は「挑戦」「共感」「連携」というキーワードに基づく人事ポリシーを掲げ、この精神を持った新たな仲間たちを採用できたことを誇りに思っていると語りました。これは単なる人材補充ではなく、未来への投資とも言えるもので、持続可能な市政運営を目指す布石なのです。
新入庁者たちの声
新たに加わることとなった12名の新入庁者は、それぞれの職種と経験に基づき、四條畷市の発展に寄与する意欲を見せています。
事務職の新入庁者(20代男性)のコメント
この方は、市役所の厳格な規則が時に障壁となることを懸念していました。しかし、四條畷市では前向きな姿勢を促進するための環境が整っていると感じており、挑戦的な姿勢で市民サービスを提供していきたいと考えています。また、自己成長を図りながら様々な経験を積むことに意欲を見せています。
保育士の新入庁者(30代女性)のコメント
保育士職に応募した彼女は、四條畷市の「子育て世帯が笑顔で過ごせる」方針に強く共鳴しました。街の中にあるサンタクロースのオブジェがきっかけとなり、市政方針に感銘を受けた彼女は、地域の子どもたちと保護者が安心できる環境作りに貢献することを目指しています。リモートでの面接や手厚いサポートも印象的だったと語っています。
土木職の新入庁者(30代男性)のコメント
彼は、四條畷市が掲げる「日本一前向きな市役所」という理想に惹かれ、民間での経験を活かせる場を求めて応募しました。市役所の先進的な採用方法に感銘を受け、多様な経験を持つ職員が多くいると感じ、自己成長を期待しています。
エン・ジャパンとの連携の意義
エン・ジャパンは、社会的なインパクトが大きい採用活動に特化した「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトでは、優れた人材を必要とする団体とその資質を活かしたい人々を結びつけ、社会課題の解決を目指す取り組みを行っています。エン・ジャパンの支援により、この採用活動がより効果的に進めらえることとなりました。
さいごに
四條畷市は、採用を通じて持続可能な市政運営と市民の生活の向上を目指し、これからも前向きな取り組みを続けていくでしょう。新しい仲間たちが共に歩むことで、より良い未来を創ることに貢献する姿勢がここにあります。私たちも、その姿を応援していきたいものです。