建築物のライフサイクルカーボン削減に向けた検討会開催
国土交通省は、2050年カーボンニュートラルの達成を見据え、建築物のライフサイクルカーボン削減を目的とする検討会を開催することを発表しました。この検討会は、建設から解体までの過程で排出されるCO2を評価・算定し、その削減に向けた制度を模索するものです。
検討会の詳細
- - 日時: 令和7年6月4日(水)13:00~15:00
- - 場所: イイノホール&カンファレンスセンター ROOM A
(東京都千代田区内幸町2丁目1-1、飯野ビルディング4階)
※オンライン参加も可能
この検討会では、これまでの取り組みを振り返るとともに、ライフサイクルカーボンの算定・評価を促す制度についての主要な論点を議論します。これにより、建築物のカーボン削減に向けた具体的なアプローチが検討されます。
議事内容
- - 建築物におけるライフサイクルカーボン削減の現状
- - 新たな制度に関する主な論点
- - 意見交換
会議は公開され、YouTubeでの配信が行われますが、会場での傍聴はできません。報道関係者は会議開始前に写真撮影が可能ですが、事前の申し込みが必要です。
参加方法
参加希望者は、6月3日までに指定のメールアドレスに申し込む必要があります。申し込み時には、氏名や連絡先の記載が求められます。これにより、個人情報は適切に管理され、他の用途に使われることはありません。
今後について
検討会の報告書や議事要旨は、後日国土交通省のウェブサイトにて公開される予定です。これにより、ライフサイクルカーボン削減のための具体的な取り組みが明らかにされることでしょう。国土交通省は、この制度がカーボンニュートラルの実現に向けて重要な一歩になると期待しています。
将来的には、今回の検討会での議論を基に、具体的な施策が実施されることが期待されます。建築業界全体が関与するこの取り組みが、持続可能な社会の実現にどのように寄与するか、今後の進展に目が離せません。