岐阜の秋を満喫!芸術、行楽、そして美食の旅
岐阜県は、豊かな自然と歴史文化が息づく魅力的な地域です。2024年秋の岐阜は、芸術、行楽、そして美食と、三拍子揃った充実の体験が待っています。
伝統と革新が織りなす美濃和紙の世界
岐阜県美濃市は、1300年以上の歴史を誇る美濃和紙の産地として知られています。古くから「美濃紙」と呼ばれ、その高い品質からユネスコ無形文化遺産に登録されている本美濃紙は、国産原料と伝統的な技法で作られる逸品です。
美濃和紙の里会館では、その歴史や技術、そして現代における新たな展開を学ぶことができます。紙すき体験など、五感を刺激するアクティビティも充実しており、大人から子供まで楽しめる施設です。
近年では、伝統的な技術を活かしつつ、インテリア照明や雑貨、さらにはタオルや靴下といった生活用品にも美濃和紙が使用されるようになり、その可能性は無限に広がっています。
さらに、美濃市のうだつの上がる町並みを舞台に開催される「美濃和紙あかりアート展」では、幻想的な灯りが歴史的な街並みを彩り、美濃和紙の新たな魅力を堪能できます。
紅葉狩り!絶景スポット巡り
2023年11月に開通1周年を迎えた冠山峠道路(クラウンロード)は、岐阜県と福井県を結ぶ重要なルートです。冬季通行止め区間が解消されたことで、揖斐川周辺の紅葉スポットへのアクセスが格段に向上しました。
今回は、クラウンロード周辺で紅葉狩りを楽しめる3つのスポットをご紹介します。
谷汲山華厳寺: 西国三十三所観音霊場の最終霊場として知られる谷汲山華厳寺。境内には数百本の紅葉が植えられており、美しい景色が楽しめます。見頃は11月中旬~12月上旬です。
両界山横蔵寺: 「美濃の正倉院」と呼ばれる両界山横蔵寺。多くの仏像や絵画を所蔵しており、歴史を感じさせる建造物と紅葉のコントラストは見事です。見頃は11月中旬~11月下旬です。
揖斐峡: 西平ダムによってできた人造湖である揖斐峡。翡翠色の水面に映る紅葉と赤い揖斐峡大橋は、息を呑むほどの絶景です。見頃は11月下旬です。
これらのスポットを巡り、秋の岐阜の自然を満喫しましょう。
岐阜の滋味!地元グルメで舌鼓
岐阜の秋は、美味しいグルメも魅力のひとつです。
飛騨の漬物ステーキ: 飛騨地方の厳しい冬の気候が生み出した郷土料理。凍った漬物を解凍するために温めて食べたことが始まりとされ、今では観光客にも人気のメニューとなっています。
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恵那市山岡町の細寒天: 山岡町は、細寒天の生産量日本一を誇ります。寒天を使ったデザートや、ユニークな「寒天ラーメン」なども味わえます。
これらの料理は、岐阜の豊かな自然と人々の知恵が凝縮された、まさに「地の味」です。
岐阜の秋を満喫しよう!
芸術、行楽、そして美食と、見どころ満載の岐阜の秋。ぜひ、この機会に岐阜を訪れて、忘れられない思い出を作りましょう。