常盤ゴム株式会社、創業80周年を祝う式典を開催し未来を見据えたビジョンを発表

常盤ゴム株式会社が創業80周年を迎えました

2023年5月9日、東京都銀座にて、常盤ゴム株式会社は創業80周年を祝う式典を盛大に開催しました。この節目の年を迎え、同社は次の100年に向けた新たなスタートを切ります。

創業の背景と歴史

常盤ゴム株式会社は1945年、第二次世界大戦終結後に、西田商店として設立されました。設立当初から一般汎用ゴム製品の製造を開始し、その後工業用ゴム製品を手がけることで、日本の産業復興に寄与してきました。創業からの50年間、同社は西田一朗氏によって運営され、2015年に新たに山口紀行社長と此下竜矢会長が経営のバトンを受け継ぎました。現在、会社は「最高のパートナーを目指す」というミッションのもと、さらなる成長を目指しています。

式典の様子

式典には約100名の社員、グループ会社、取引先企業の皆様が出席し、常盤ゴムの歴史を振り返る機会となりました。挨拶を行った山口社長は、これまでの歩みを称えるとともに、未来に向けての決意を新たにしました。

特に、此下会長は「100周年に向けて」と題したプレゼンテーションを行い、商社としての展望を語りました。江戸時代の海上輸送の例を挙げながら、商社の役割、つまり、より早く、より安い流通を実現することが企業の信頼を得るために如何に重要であるかを説明しました。「スピードと信用こそが商社の本義である」という言葉には、参加者も熱心に耳を傾けていました。

国際的なつながりと未来へのビジョン

また、祝辞には海外の取引先から寄せられたお祝いのメッセージも流され、国際的なネットワークの広がりも感じることができました。特にタイやインドネシア、中国、イタリアといった国々との関係を強化していく意義を再認識する機会となりました。

今後のビジョンとして、2030年までの経営基盤強化を目指し、総資産を現状の1億5千万円から2億円に増やすことを目指しています。流動比率も200%を保つという堅実な計画が打ち出されています。

事業承継と人材の強化

西田相談役は、事業承継の重要性にも言及し、新たなノウハウと人材を獲得していく重要性を強調しました。最近では、兄弟会社である編集プロダクションを引き継いでおり、これにより新たな視点から事業を推進できるとの期待も寄せています。

式典の終わりに、西田相談役はこれまでの支えに感謝の意を表し、今後のさらなる活躍を約束しました。参加者すべてが shared a vision of growth, stability, and mutual support that carries forward the legacy of the last 80 years into the next century.