就活意識調査
2025-05-12 13:28:21

2026年卒業予定者向けの就活意識調査が示す新たなトレンド

外資就活ドットコムが行った2026年卒業予定者の就活意識調査



外資就活ドットコムを運営する株式会社ハウテレビジョンが、2026年卒を目指す学生を対象に実施した意識調査の結果が報告されました。この調査は、2025年3月時点における就職活動の状況を把握することを目的としており、382名の学生からの有効な回答が集まりました。特に注目すべきは、調査に参加した大学生の約60%が東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應大学、一橋大学、東京科学大学といった著名な大学の学生であり、これらの上位校学生が全体の80%以上を占めています。

調査結果からは、内々定取得率が7割強に達していることが分かりました。これは、企業の高い採用意欲を反映しており、学生たちにとっては早期に内々定を得ることが可能な状況が続いていることを示しています。

就職活動の実施状況



さらに、約3人に1人の学生がすでに就職活動を終了し、内々定を取得した学生の中では半数弱が活動を終えたという結果もあります。これに対し、まだ活動を継続している学生もおり、多様な就業倫理が見受けられます。

インターンシップ参加状況



特筆すべきは、全体の90%近い学生がインターンシップに参加しているという点です。ただし、参加した企業数は比較的少なく、「5社以下」と答えた学生が過半数を占めています。このことから、学生たちは参加プログラムを厳選した上で行動していることが窺えます。

エントリーシートの提出状況



内々定を取得した学生のエントリーシートの提出社数を見てみると、「16社以上」の割合が特に高い一方で、「5社以下」と答えた学生も少なくありません。エントリーシートの提出先の多くは、就活前から認識していた企業であり、この数字は約6割に上りました。

面接に関するデータ



面接社数を調査した結果では、内々定を取得した学生の約3割が「10社以上」の面接を受けていると回答しており、また「1~3社」を受けたという回答も2割強見られ、行動量には個人差があることが明らかになりました。

入社先を選ぶ基準



内々定を受けた学生が入社先を決定する際に最も重視するポイントとしては、「給与・福利厚生」が約30%を占めていますが、内容に関する要素も含めると4割弱に達します。業務内容や仕事のやりがいも重要視されていることが分かります。

採用予定先業界の人気



業界別の内々定状況を確認すると、「コンサル・シンクタンク」の人気が群を抜いて高いことが示されています。これに伴い、業界における選考が早いという点も影響している可能性があります。さらに、内々定を獲得した学生の多くは、初期の志望と同じ業界での選考を受け、7割以上が希望する業界群内で進行していることが分かります。

志望業界の変化



ただし、志望業界の変化が起きるきっかけとしては、インターンシップが圧倒的に多くの学生に影響を与えていることが明らかになりました。就業体験を通じてのリアルな情報が業界選定に寄与しているようです。逆に、メディアやSNSからの情報の影響は1割強に留まり、依然として直接的な経験が重視されていることを示唆しています。

今後の就職活動の状況



各時期における志望企業の順位決定状況を見ると、特に8割以上の学生が3年生の12月までに順位を固めており、就職活動が早期化していることが明確です。初年度の年収希望額についても約4割が400万円を希望し、昨今の初任給の引き上げも影響を受けて500万円以上を希望する学生も見受けられます。

この調査は、外資就活ドットコムによるもので、今後の就職活動において学生たちが直面するであろう課題や動向を理解する上で重要な情報源となるでしょう。早期の内々定取得が常態化する中で、学生たちがどのように自らのキャリアを築いていくのか、今後も注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社ハウテレビジョン
住所
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル32F
電話番号
03-6427-2862

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