医学生と若手医師のためのJAPSA初サマースクールが沖縄で開催

医学生と若手医師の未来を育むJAPSAサマースクール

一般社団法人日本美容医療学会（JAPSA）が主催する初のサマースクールが、2025年8月30日と31日の2日間、沖縄県那覇市で開催されます。このイベントは、医学生や若手医師にとって、美容医療について深く学ぶ貴重な機会となるでしょう。

サマースクールの目的とプログラム

JAPSAサマースクールの主な目的は、美容医療の基礎を学ぶだけでなく、「なぜ美容医療を行うのか」「医師としてどのように向き合うべきか」といった問いに向き合い、参加者同士が切磋琢磨しながら未来の美容医療を支える礎を築くことです。

この2日間では、解剖学の講義や縫合・注入の実技、さらにはSNSマーケティングのセミナーなど、実践的なカリキュラムが用意されています。これにより、参加者は美容外科医に必要な知識と技術を広く学ぶことができます。

主なプログラム内容

- 解剖学の座学: 美容医療における解剖の重要性を学びます。
- 縫合・注入技術: 縫合No.1コンテストを通じて技術を競い合います。
- SNSマーケティングセミナー: 美容外科医が現代の患者に向けて情報を発信する方法を学びます。
- キャリアパスに関する座談会: 先輩医師たちとの対談を通じて将来の方向性を考えます。

講師陣

サマースクールには、美容医療の第一線で活躍している専門家たちが講師として参加します。たとえば、TCB東京中央美容外科の安田路規氏は、形成外科の基本手技や縫合のテクニックを教えます。また、LG Chem Ltd.のJennifer氏は、同社のヒアルロン酸「イヴォワール」に関する最新情報を提供します。さらに、梨花女子大学の医師であるDr. Seung-Ho HAN氏による特別講演も予定されています。

参加者の期待

サマースクールの魅力は、同じ志を持った仲間と共に学べる点にあります。全国から集まった医学生や若手医師は、互いに支え合うことで、より強固な基盤を築くことができるでしょう。JAPSAの代表理事である寺西宏王氏も、参加者たちに対して「学び得た知識やネットワークを通じて、今後の活躍を期待している」と述べています。

開催概要

- 名称: 第1回 JAPSA サマースクール
- テーマ: 次世代美容医療のスタートライン
- 会期: 2025年8月30日・31日
- 会場: オリオンホテル那覇
- 定員: 80名
- 参加対象: 医学生（4年生・5年生・6年生）、初期研修医、現職医師
- 参加費: 医学生は無料、初期研修医は5000円、現職医師は2万円（交通費は実費）

最後に

JAPSAサマースクールは、美容医療の未来を担う若手医師たちに向けて、重要な学びの場となります。最新の技術や知識を身につけることで、参加者はその後のキャリアにさらなる可能性を見出すことができるでしょう。JAPSAが提供する本格的な教育プログラムを通じて、美容医療の道を切り開いていくことを期待しています。