次世代解錠「Pabbit」
2025-06-19 11:53:11

三井不動産、次世代解錠ソリューション「Pabbit」を賃貸マンションに導入

三井不動産が新たな解錠ソリューションを導入



三井不動産レジデンシャルリースが提供する賃貸マンションに、次世代型解錠ソリューション「Pabbit」を順次導入することが発表されました。この「Pabbit」は、アイホン株式会社と株式会社PacPortが共同で開発したもので、特にオートロックマンションにおける荷物の受け取りに関する新たな選択肢を提供します。

課題を解決する「Pabbit」



EC市場が拡大する中で、物流業界では輸送力不足という問題やCO2排出量の増加が社会的な課題となっています。このような背景から、「Pabbit」は荷物の受け取りにおける利便性を向上させ、再配達の削減を目指しています。具体的には、「Pabbit」を導入したマンションでは、居住者が不在の際も指定の配送業者が荷物を住戸前まで届けることができるのです。

この仕組みは、集合住宅向けのインターホンシステム「dearis」及び「PATMOα」に搭載されたもので、伝票番号や荷物情報を基にオートロックを解錠することができます。この技術により、荷物の配達中のみオートロックが解錠されるため、セキュリティも確保されています。

導入の背景と意義



三井不動産レジデンシャルリースの舟橋祐人経営企画部イノベーション推進課担当者は、賃貸マンションに置き配制度を導入し、住居者がこれを利用できる環境整備に力を入れていると言及しました。彼は、荷物の再配達や受け取る際の不便さは居住者にとって大きな問題であると認識しており、「Pabbit」がこの問題を解決する一助になると期待しています。

一方、アイホンの矢部裕之営業推進部販売促進課担当者も、「Pabbit」が荷物の再配達問題に寄与し、居住者の荷物受け取りの悩みを解消することを目指していると強調しています。システムの導入によって、宅配業者にとっても効率的な配送が実現されることで、双方にとって大きなメリットをもたらすことが期待されています。

企業の紹介



三井不動産レジデンシャルリースは、1986年に設立され、賃貸住宅を中心にプロパティマネジメント事業を展開。首都圏はもちろん、関西や名古屋など国内主要都市にて幅広く賃貸住宅の管理・運営を行っています。

さらに、アイホン株式会社は1959年設立で、住宅向けインターホンやドアホン、各種通話機器などを製造する企業です。また、PacPortは2018年設立のベンチャー企業で、先端IT技術を活かし再配達問題の解決に取り組んでいます。

まとめ



次世代型解錠ソリューション「Pabbit」の導入は、居住者の利便性を大幅に向上させ、荷物受け取りの際の課題を解決するための重要なステップです。今後、これにより賃貸マンションの魅力が一層高まることでしょう。


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会社情報

会社名
アイホン株式会社
住所
愛知県名古屋市中区新栄町一丁目1番明治安田生命名古屋ビル10階
電話番号
052-228-8181

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