潮位計測の新事業
2025-09-02 14:06:09

アークエッジ・スペースがアジア太平洋向け潮位計測の実証事業に採択

アークエッジ・スペースが新たな潮位計測事業に参入



株式会社アークエッジ・スペースは、内閣府と準天頂衛星システムサービス株式会社が主催する「みちびきを利用した実証事業」において、潮位計測システムの実証プロジェクトが採択されたことを報告しました。このプロジェクトは、アジア太平洋地域の島嶼国において新しい潮位観測ブイを導入し、{
日本の準天頂衛星システム「みちびき」からの高精度測位補強サービス「MADOCA-PPP」を活用するものです。

潮位観測の必要性は近年高まっており、特に津波や高潮による災害への備えが強く求められています。アークエッジ・スペースは、これらの地域において現地政府機関と協力し、MADOCA-PPPの有効性や同社が提供するIoT衛星の利便性を国際的に実証することを計画しています。

具体的なプロジェクトの詳細



本実証事業では、アークエッジ・スペースがIoT衛星を利用して地域に特化した潮位モデルを作成し、効果的な観測体制を構築することを目指しています。この取り組みは、津波や高潮といった災害監視の強化、港湾の整備、そして気候変動への対応に貢献することが期待されています。

2025年11月に実証実験の開始を予定しており、その際にはアジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)との連携により現地セミナーも行う計画です。さらなる詳細などは、ブイの投入や成果発表に合わせて再度プレス発表を行う予定となっています。

アークエッジ・スペースの取り組みと展望



アークエッジ・スペースは、超小型衛星の開発だけでなく、IoTや次世代通信技術であるVDESを利用した観測・測位ソリューションの実用化に力を入れています。特に、海洋環境の変化を捉え、持続可能な観測インフラの構築に向けた取り組みが進行中です。

同社の使命は、「衛星を通じて、人々により安全で豊かな未来を」実現することです。地球観測や船舶向けの衛星通信、さらには月面活動や深宇宙探査など、多岐にわたる宇宙の利用に対しても貢献していく所存です。

株式会社アークエッジ・スペースについて
アークエッジ・スペースは、2018年に設立された宇宙スタートアップ企業で、超小型衛星コンステレーションの企画・設計から運用まで、多様なソリューションを提供しています。さらに、今後は地球観測やそれに関連する通信インフラの構築を進め、誰もが利用できる宇宙環境の実現を目指しています。

本社所在地: 東京都江東区有明一丁目3番33号
代表取締役CEO: 福代 孝良(ふくよ たかよし)
WEB: アークエッジ・スペース公式サイト


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会社情報

会社名
株式会社アークエッジ・スペース
住所
東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階
電話番号
03-5844-6474

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