海洋プラスチックボールペンでSDGsに貢献！平善が名入れサービス開始

海洋プラスチックボールペンでSDGsを身近に！平善が名入れサービス開始

大阪府泉佐野市の株式会社平善は、環境問題への意識の高まりを受け、SDGsに貢献するオリジナル商品として、海洋プラスチックを使用したボールペンの名入れサービスを開始しました。

同社は、創業以来オフィス向けの事務用品・家具・機器販売・内装工事会社として地域に根ざした事業を展開してきました。近年では、SDGsへの取り組みにも力を入れており、顧客がSDGsへの意識を高められるような商品を提供したいと考えていました。

今回、三菱鉛筆株式会社製の「ジェットストリーム海洋プラスチックボールペン」に独自技術で名入れサービスを開始した背景には、顧客からのニーズの高まりがありました。

近年、企業や自治体、学校などにおいて、SDGsへの取り組みが加速しており、関連商品への問い合わせが増加しています。特に名入れ筆記具は、企業イメージや団体理念を表現するツールとして人気が高く、顧客からのニーズは高まっていました。しかしながら、海洋プラスチックを使用したボールペンは、品質や供給の安定性に課題があり、名入れサービスを提供できる企業は限られていました。

そこで平善は、第16次ものづくり補助金を活用し、最新の印刷機を導入。独自ノウハウを加えることで、品質向上と小ロット生産を可能にしました。これにより、SDGsロゴや企業ロゴなどのカラー印刷も実現し、顧客のニーズに応えることができるようになりました。

地球に優しい素材でできたボールペン

「ジェットストリーム海洋プラスチックボールペン」は、文具業界で初めてエコマーク認定を取得した環境配慮型ボールペンです。海洋プラスチックごみや使い捨てコンタクトレンズの空ケースなどを原料としており、ほぼ100％ポストコンシューマー材で構成されています。

さらに、平善では、山陽製紙株式会社が提供するサービス「PELP!」を導入し、自社から排出されたコピー用紙を再生利用した商品説明用紙をセットで販売しています。この用紙は、オフィスから排出されたコピー用紙をアップサイクルしたもので、地球環境への負荷を軽減しています。

企業や団体のSDGs活動を支援

平善が提供する「ジェットストリーム海洋プラスチックボールペン」名入れサービスは、企業や団体のSDGs活動を支援するツールとして活用できます。

SDGsに取り組んでいる企業のイメージ向上支援ノベルティ
SDGsを推進する自治体や各種団体の啓発商品
* SDGs教育を行っている学校や教育機関の実例モデル

名入れされたボールペンは、顧客への贈答品やイベントの記念品として、SDGsへの意識啓発に役立ちます。

今後の展開

平善は、今後もリサイクルをキーワードにした文房具への名入れサービスを積極的に拡充し、SDGsへの認識を広めていく予定です。すでにパイロットコーポレーションの「スーパーグリップG オーシャンプラスチック」や「ライスレジンを使ったお米のボールペン」への名入れも開始しており、ノベルティとしての付加価値を高めることで、SDGsの普及に貢献していきます。