三菱電機とKOA、腐食検知技術を活用した新製品を販売開始
三菱電機株式会社は、長野県上伊那郡箕輪町に本社を置くKOA株式会社との間で、腐食検知に活用する金属腐食センサー技術に関するライセンス供与契約を結びました。この契約に基づき、KOAはこの技術を使った新製品、硫化反応チップ「SK73シリーズ」の一般販売を本日から始めます。
知的財産を重視した新たな協力関係
三菱電機は、知的財産を事業の重要な資源と位置づけ、経営戦略や研究開発戦略と連携した知的財産活動を推進しています。2021年の10月からは、知的財産に起点を置いた社内外の連携を強化する「Open Technology Bank®」を通じて、豊富な技術資産を公開し、パートナー企業との共創活動に取り組んでいます。この活動が、今回のKOAとの協力につながったのです。
金属腐食センサー技術は、2019年に三菱電機が開発し、これまで同社製の産業機器で利用されてきました。この技術があることで、腐食による突発的な故障を防ぎ、計画的な保守が可能となります。特に、自動車産業や産業機器といった分野からの需要が高まり、外部での技術活用の可能性が注目されています。
KOAの「SK73シリーズ」について
KOAの硫化反応チップ「SK73シリーズ」は、硫化ガスとの反応によって抵抗値が上昇する特性をもった素子です。このシリーズは、三菱電機の金属腐食センサー技術を基にしており、産業機器向けに製品化されました。
この「SK73シリーズ」は、硫化反応の進行度が異なる2つのタイプの素子をそろえており、これにより腐食の進行度を検知することが可能になります。KOAは、耐硫化チップ抵抗器「-RTシリーズ」での経験を活かし、進行度の違いを実現しています。この新しいチップを活用することで、産業機器の安定的な運用に寄与すると期待されています。
詳細な情報は、KOAの公式ウェブサイトで確認できます。
KOAのウェブサイト
三菱電機グループの取り組み
三菱電機は、経営の中でサステナビリティを重視し、社会課題の解決に向けた取り組みを進めています。顧客との関係を重視し、持続可能な企業価値の向上を目指しています。設立から100年余りを経て、今では200以上のグループ会社を持ち、約15万人の従業員が在籍しています。
さまざまな産業分野で活躍している三菱電機は、今後も新たな技術の開発を通じて産業界のニーズに応えていく所存です。
お問合せ先
- - 三菱電機株式会社法務・リスクマネジメント統括部
E-mail:
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KOAの販売イニシアティブ
また、三菱電機の研究開発に関する問合せは以下の通りです。
最新の技術を活かした製品展開を通じて、業界の発展に貢献する両社の取り組みにご注目ください。