『K.L.V』金賞受賞
2025-09-18 15:20:14

大阪・関西万博での光のアート作品『K.L.V』、日本空間デザイン賞で金賞受賞

大阪・関西万博の革新:光のアート『K.L.V』が金賞受賞



光のアーティスト、松尾高弘氏が代表を務めるLUCENTが手掛けたインスタレーション作品『K.L.V』が、大阪・関西万博の滋賀県ブースで披露され、日本空間デザイン賞2025のエンターテインメント空間部門において金賞を受賞しました。この受賞は、作品の革新性とデザインの美しさを評価されたものであり、アートとテクノロジーが融合した影響力のある成果を示しています。

『K.L.V』—光のインスタレーションの魅力



『K.L.V』は、独自に開発された技術を駆使した光のインスタレーションで、球体が浮遊しているかのようにデザインされた作品です。このアートは、曲面スクリーンとミラーを駆使し、壮大なパノラマ映像を作り出します。滋賀の自然や文化に深く根差し、訪れる者に直感的な美的体験を提供することを目的としています。具体的には、滋賀の名所である九品の滝や琵琶湖の夜景など、地域の文化を反映したビジュアルが展開されます。

技術の新しい境地



LUCENTが開発した『K.L.V』は、特許出願中の技術を用いています。直径0.27mmの極細ワイヤーで吊られた半透明のアクリル球体に特殊な照明を当て、高精度なモーター制御によって上下に動かします。このシステムにより、各球体から放たれる光は、まるで空間を優雅に漂うかのように見える視覚体験を生み出します。さらに、超挟角のフルカラーLEDスポットライトが、各球体の真下から照射され、独特の色彩や形状を実現しています。

作品の根底にある思想



『K.L.V』は、空間デザインの新たな視点を提供するものであり、訪れる人々に日本の自然観や美意識を感じさせることを目指しています。松尾氏は、「世代や国籍を問わず、多くの人々にこの作品を体験してもらいたい」と語り、空間ピクトグラムとしての役割を持つことを意識しています。これは、国内外の訪問者に日本の風景や情緒を直接的に伝える重要なメッセージでもあるのです。

今後の展望



受賞の知らせを受けて、松尾氏は「本プロジェクトに関わったすべての関係者に感謝します。これを励みに、さらなる創造と挑戦を続けていきます。」と述べています。これからもLUCENTは、光のアートを通じて新しい表現の境地を開拓していくことでしょう。

日本空間デザイン賞は、空間デザインの価値を未来へつなぐを目的に設立されたデザインアワードであり、今後も様々な可能性を追求していくことでしょう。これにより、今後の空間デザインの動向に注目が集まります。

編集後記



インスタレーションアートは、さまざまな技術とアイデアを組み合わせて、見る者に新しい視点や経験をもたらします。『K.L.V』が示すように、光とその表現に加え、日本の独特な風景を融合させることで、アートは広く公開されるべき重要な要素となります。今後もこのアートがどのように進化していくのか、期待が高まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
株式会社ルーセントデザイン
住所
東京都中央区銀座3-13-11銀座芦澤ビル2F
電話番号
03-4455-7258

関連リンク

サードペディア百科事典: 滋賀県 松尾高弘 K.L.V 空間デザイン賞

Wiki3: 滋賀県 松尾高弘 K.L.V 空間デザイン賞

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。