JAPAN MOBILITY SHOW 2025での新しい集客施策の実験
神奈川県横浜市に本社を置く株式会社on the bakeryが開発したノーコードマーケティングツール「クロワッサン」は、JAPAN MOBILITY SHOW 2025において驚くほどの成果を上げました。株式会社日本コムシンクの協力を得て、日本スーパーカー協会が展示したワークショップでは、来場者が「自分ごと化」できる体験が提供され、多くの人々に新たな興味を引き起こしました。
ブースが“歩かせる場”に進化
今回の施策は、ただ展示するだけのブースから来場者が参加し体験する場へと進化させることを目的としていました。日本スーパーカー協会は、スーパーカー文化の魅力を多くの来場者に届けるため、出展方法を見直しました。そこで、LINE連携とデータ収集が可能な「クロワッサン」を導入し、ガチャの仕組みを採用することで、来場者の興味を引きつけました。
スムーズな体験の流れ
ブース来場者は、まず配布物を通じてLINEに登録し、続いて診断を受け、その結果に基づいてガチャを体験します。ガチャの当選画面を提示することでグッズが引き換えられ、たとえハズレでも次の体験へと自然に誘導される仕組みとなっています。この流れは、来場者に対して一貫した体験を提供し、その効果を確実に高めました。
実績と成果
この施策の結果として、6日間で新規LINE登録者が4,000件を達成し、平均670件の登録が実現しました。また、オペレーションは非常にシンプルで、スタッフが案内にかかる工数が大幅に減少したことが報告されています。代理店の日本コムシンクからも、得られた心理データを基にした分析が社内外の説明に役立っていると高い評価を得ています。
予定外の効果
さらに、タイプ診断が話題を呼び、周回や同行来場者が増加しました。結果として混雑が緩和され、来場者の回遊が促進されました。関係者からは、他のイベントでもこの施策を活用したいという声が数多く寄せられ、今後の展開が期待されています。
今後の展望
日本コムシンクでは、ショールームや地域イベントへの応用を検討しており、今回の成功を土台にしたテンプレート設計の取り組みが進められています。さらには、配布物と動線デザインを最適化し、登録率の最大化を図るための施策も構想中です。特に、AR演出との連動やデータ還元の高度化などが追求される予定です。
まとめ
今回のJAPAN MOBILITY SHOW 2025での「クロワッサン」の導入は、来場者に記憶に残る体験を提供し、集客をサポートする新しいモデルを見出しました。シンプルなオペレーションと診断結果を活用したコミュニケーションは、今後の展示会における新たなスタンダードとなることでしょう。
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