アディーレ法律事務所が提供する新たなリーガルサービス
2023年8月13日、東京都豊島区に拠点を置くアディーレ法律事務所が、旧優生保護法の被害者向けに一時金及び慰謝料請求のためのリーガルサービスを新たに開始しました。これまで、B型肝炎やアスベストの健康被害に対する救済活動を行ってきた同事務所が、旧優生保護法に基づく支援を行うことで、多くの人々の力になれることを目指します。
旧優生保護法被害者とは?
旧優生保護法は、戦後間もない昭和23年から平成8年まで施行され、強制不妊手術を受けた多くの方々を対象にしていました。この法律によって、不適合者と見なされた特定の疾患を持つ人々に対し、強制的に不妊手術が施されるという深刻な人権侵害がなされていました。
その結果、優生手術を受けた被害者たちは、長年にわたり心的外傷や多くの困難に直面してきました。アディーレ法律事務所は、このような被害者やその遺族に対して、法的な支援を行う体制を整えました。
新たに始まる一時金・慰謝料請求支援
この新サービスの中核は、旧優生保護法一時金支給法に基づく、一律320万円の一時金支給の請求支援です。さらに、優生手術を受けた被害者の方々は、国に対して国家賠償請求を行うことも可能です。最高裁判所が2023年7月3日に国の除斥期間主張を退けたことで、手術から20年経過している方でも請求の権利が認められました。
アディーレでは、被害者やその家族が必要とする各種書類の収集から、申請書の作成・提出までを全面的にサポートします。今後新たな特別法が策定された際には、これに基づく救済支援も行う予定です。
どのような方が対象になるか
このリーガルサービスの対象となるのは、旧優生保護法に基づく優生手術を受けた方及びそのご遺族です。助けを必要とする方は、ぜひアディーレ法律事務所にご相談ください。必要なサポートを提供し、正当な権利が守られるよう取り組んでいきます。
アディーレ法律事務所について
アディーレ法律事務所は、「弁護士を、もっと身近な存在に」という理念のもと、幅広い法律問題に対応する事務所です。債務整理から交通事故、遺言、インターネット権利侵害など、多岐にわたる法的トラブルを解決することを目指しています。代表弁護士の鈴木淳巳は、愛知県弁護士会に所属し、法律相談の際のコストに関しても一定の保証を提供しています。
【詳細なサポート内容についてはこちらをご覧ください。】(https://service.adire.jp/kyuuyuusei/)
アディーレ法律事務所は、全国に拠点を持ち、地域に根ざした法的サポートを展開しています。具体的には、北海道から九州まで各地にオフィスがあり、どなたでも気軽に参加できる環境を整えています。