交通安全に向けた新たな一歩
こくみん共済 coop〈全労済〉は、2022年3月から開始した「7才の交通安全プロジェクト」の一環として、新たに『私のまちの7才の交通安全ハザードマップ』をバージョンアップしました。このプロジェクトは、子どもたちの交通事故からの安全を守るために設計されており、最新の交通事故データを反映しつつ、地域の危険スポットを明示しています。
ハザードマップの重要性
近年、交通事故が多発していることに対抗するため、小学生、とりわけ1年生や2年生の子どもたちにおける事故は特に問題視されています。小学生に対するデータによれば、登校や下校中における事故の割合が38.2%を占めており、その安全確保が急務となっています。また、事故が発生する時期も特に注意が必要で、生活環境の変化が大きい新学期や長期休暇を挟む際に多くの事故が確認されています。
データのアップデート
今回のハザードマップのバージョンアップでは、警察庁による最新の交通事故統計情報が追加され、合計34,072件の事故情報が閲覧可能になりました。これにより、親は自宅周辺だけでなく、旅行先での危険な地点を把握でき、安心して出かけることができます。特に夏休みシーズンにおいて、子どもたちの行動範囲が広がるこの時期にこそ、このマップの利用が推奨されています。
利用者からの投稿機能
ハザードマップはただの情報提供のツールではありません。2022年9月からは利用者が危険な場所や交通安全への取り組みを投稿できる機能も追加されました。このような利用者の知見が反映されることで、地元の特性を反映した情報が集まり、より安全な環境づくりにつながるのです。たとえば「交通量が多く、横断歩道が無い場所」や「冬季に右折車による事故が多い交差点」といった地域特有の情報が共有されています。
7才の交通安全プロジェクトの概要
このプロジェクトは、小学校に上がったばかりの子どもたちの特性に着目したものです。彼らはまだ目線が低く、注意力も未発達なため、事故に遭いやすい傾向があります。こうしたデータに基づき、こくみん共済 coopは子どもたちを守るため、様々な取り組みを行ってきました。例えば、横断旗の寄贈や金沢大学との共同研究を通じて、子どもたちの交通安全を訴えてきました。
こども見守り活動の日の制定
さらに、こくみん共済 coopは4月4日を「こども見守り活動の日」として制定しました。これにより、交通安全に対する意識を高める活動を推進し、より多くの人々にこども見守り活動の重要性を理解してもらうことを目指しています。
未来に向けた取り組み
こくみん共済 coopは、未来ある子どもたちを守るため、常に新しい取り組みを続けています。今後も交通安全を目的としたデジタル絵本や様々な啓蒙活動を通じて、地域全体で子どもたちを支え合う仕組みを拡充していくでしょう。事故のリスクを低減させるための努力を続けることで、安全な社会の実現に向けて歩みを進めています。
公式サイト
詳細は公式サイト
こちらから確認できます。ぜひ、家族や学校での交通安全教育に役立ててみてください。