クリプトン・フューチャー・メディア、設立30周年の感謝を込めた新企画発表

クリプトン・フューチャー・メディア、30年の歴史と未来を見据えた新たな挑戦

2025年に設立30周年を迎えるクリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、音楽クリエイターに特化した技術やサービスを提供してきた企業として、これまでの歩みを振り返りながら、さまざまな記念イベントや施策を発表しています。特に同社の代表である伊藤博之氏が強調するのは、インターネットの力とそれによる創作の幅の拡がりです。

創業からの道のり

クリプトンは1995年の設立当初から、インターネットの可能性を信じて事業を展開してきました。当初は地方都市札幌を拠点に、サウンド素材を輸入販売する「音の商社」としてスタートしましたが、2007年には歌声合成ソフトウェア『初音ミク』の開発を手掛け、音楽業界に革命をもたらしました。『初音ミク』は瞬く間に多くのクリエイターに使用され、音楽だけでなく、イラストや動画制作まで幅広いジャンルで活用されています。

設立30周年記念施策の概要

設立30周年を祝う各種企画が既に告知されており、特に注目すべきはSONICWIREでの『初音ミク』関連ソフトウェアの30%オフセールです。この特別セールは2025年7月31日までの期間限定で、クリエイターに感謝の意を込めて実施されています。また、伊藤氏の著書『創作のミライ「初音ミク」が北海道から生まれたわけ』も2025年7月23日に発売され、同書では自身の経験を通して、未来のクリエイティブについて考察されています。さらに、著書関連のトークイベントも開催され、直接ファンと触れ合う機会も提供されています。

未来に向けて

クリプトンはインターネットが普及した現在、AIやブロックチェーンといった新技術にも幅広く目を向け、これらが音楽クリエイターにとってどのような影響を及ぼすかについて探求を続けています。伊藤氏は、音楽クリエイターが新たな技術を活用し、より多様な表現をする未来を想像しながら、事業を展開していきたいと語っています。

クリプトンは今後も、クリエイターが創作するための技術やサービス、さらには発表の場などを提供し続ける「メタクリエイター」として、音楽シーンを盛り上げていくことを目指しています。来る30周年を機に、さらなる発展が期待されます。

まとめ

クリプトン・フューチャー・メディアの設立30周年を迎える中で、数々の記念施策が展開され、音楽クリエイターたちにとっても魅力的な機会が広がってきます。これからの30年間、どのように音楽とクリエイターの不可能を可能にしていくのか、その進展に注目が集まります。詳しくはクリプトン公式サイトやSONICWIREのキャンペーンページをチェックしてください。