陸上自衛隊との連携を深めるIBIS2公開研修会の開催
株式会社Liberaware(以下、当社)は、3月11日(火)に滋賀県高島市の今津駐屯地にて、陸上自衛隊を対象にした小型ドローン「IBIS2」の公開研修会を開催しました。この研修会は、自衛隊員にドローンの機能や利用方法を理解してもらうことを目的としており、特に災害時の活用が期待されています。
研修の目的と背景
最近行われた「南海レスキュー訓練」では、自衛隊関係者から「IBIS2」に対する関心が高まりました。当社のドローンは、倒壊した建物内での偵察や要救助者の捜索に適していると、大隊長から高い評価を受けました。災害発生から72時間以内に救助活動を行うためには、他の機関との緊密な連携が不可欠です。移動の迅速性や情報の共有を円滑にするためには、事前の知識と準備が重要です。
研修内容
研修内容は以下の通りでした。
- - IBIS2の特徴と機能説明: 当社のドローンの特性や、能登半島地震での使用事例について説明しました。
- - 操縦体験会: 自衛隊員が実際にドローンを操縦する体験を行い、その有用性を確認しました。計画された内容は、実践的な場で行われ、実際の災害時に即した環境での練習となりました。
自衛隊員の反応
研修に参加した陸上自衛隊員は、「自衛隊として災害時に使用するドローンは保有しているものの、リベラウェアのIBIS2は独自の性能を持っており、特に屋内での利用に優れている」と評価しました。災害時の救助活動において、IBIS2が役立つことを認識し、今後の協力関係を期待している様子でした。
今後の展開
IBIS2を自衛隊やその他の防災機関で運用することで、救助スキームの確立や、災害時の情報収集体制の構築が期待されます。当社は、陸上自衛隊との連携をさらに深化させ、実践的な運用方法の確立を目指します。
会社概要
株式会社Liberawareについて
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、狭く危険な空間に特化した小型ドローンの開発を行う企業です。当社は、ドローンを使用したインフラ点検や維持管理ソリューションを提供し、見えないリスクを可視化することで、安全で平和な社会を目指しています。
今後も、株式会社Liberawareは自衛隊を始めとする各機関との連携を深め、災害対応における協力を進めていく方針です。